リゾが、2022年7月13日に公開されたApple Music 1のゼイン・ロウとのインタビューで、カーディ・Bとコラボした「ルーマーズ」について振り返った。

　2021年に一度限りのシングルとしてリリースされ、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で4位を記録したこの楽曲について彼女は、「あれは私からの“くそくらえ”だったんです。あの曲を出すことにすごく興奮していたし、誇りに思っていました。やらなければならないことでした。本当に必要なことだったんです」と話している。

　また、「すごくわがままなことだったんです。私は長い間わがままにカーディと一緒に曲を出したいと思っていて、わがままに、“ビッチ、噂（ルーマーズ）は全部本当だよ、私のことであんたが信じたいことは全部そう、そしてあんたもくそくらえ”ってやりたかったんです。だからやりました」と述べている。

　実際、リゾはこの曲を書いたことがターニングポイントとなり、7月15日にリリースされるニュー・アルバム『スペシャル』につながったとロウに説明している。「あの曲を実際に出したら、心の重荷がたくさん下ろせたんですよ、エネルギー的に」と彼女は言い、「そして、“スペシャル”に収録されている多くの曲は、その後に生まれたような気がします。“スペシャル”を書いたのは、“ルーマーズ”をリリースしたあとですが、その頃に受けたたくさんの……文化的な時流に戻されたこと、そして有名になったあとにあの年を過ごしたことなどを経て、人々が私にどうやって共感して、私をどうやって扱って、私とどうやって話すかを見るのが興味深かったですね」と説明している。

　このインタビューではまた、米医療サービス非営利組織プランド・ペアレントフッドを支援することが自身にとって重要である理由も含め、社会正義の領域での活動について彼女は語っており、さらにカーディのニュー・シングル「ホット・シット feat. カニエ・ウェスト＆リル・ダーク」を放送で初めて聴いている。