2022/06/27
現地時間2022年6月23日、米NYの【NYCプライド】に向けたパーティーで“素晴らしい時間”を過ごしたと投稿したマドンナが、この翌日に女性が中絶をする権利を保護した「ロー対ウェイド裁判」の判決を米最高裁が覆したことについて、自身の見解を綴った。
マドンナは、「ロー対ウェイド裁判の判決が覆され、私たちには、もはや女性として自分の体に関する権利がないと法律で決定されたという恐ろしいニュースとともに目覚めました」と、パーティーで撮影された複数の写真とともに現地時間6月26日に投稿し、「この判決は、私を含むこの国で暮らす女性たちを深い悲しみに陥れました」と続けた。
「ここにきて、米最高裁は女性の権利は憲法上の権利ではないと判断しました。私たちには銃よりも権利がないのです」と彼女は述べ、「自分の娘たちのために怖くてたまらないですし、アメリカに暮らす全ての女性のために怖くてたまらないです。本当にただただ怖いです」と胸の内を明かした。
そしてマドンナは「神が、今私たちにこの重荷を課したのは、私たちが耐えられると思ったからでしょう」と綴ると、「戦う力があることを知っていて!乗り越える力を持っていることを知っていて!では、乗り越えましょう!私たちは中絶の権利を守ることを連邦法にする道を見つけます!女性の皆さん、準備はできていますか……………戦う準備が?」とメッセージを締めくくった。
マドンナは、先週金曜日の米最高裁による判決について、自身の考えを表明した多くのミュージシャンの一人だ。これまでにオリヴィア・ロドリゴ、メーガン・ザ・スタリオン、フィービー・ブリジャーズ、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、ビリー・アイリッシュらが、ステージ上でこの件について発言している。オリヴィアは、リリー・アレンの「Fuck You」を本人と披露し、米最高裁に捧げた。また、ビリー・ジョーは、米国市民権を放棄すると話した。
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