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2022/06/18 11:00

BTSがソロ活動に専念、J・ビーバー顔面麻痺を告白、P・マローンが婚約&第一子誕生:今週の洋楽まとめニュース

 今週の洋楽まとめニュースは、BTSに関する話題から。現地時間2022年6月14日、3枚組のアンソロジー・アルバム『Proof』をリリースしたばかりのBTSが、各メンバーがソロ活動に専念できるよう無期限の“活動休止”を発表し、A.R.M.Y.に衝撃を与えた。

 メンバー7人が冗談を言いながら飲み物を決めたり、一躍脚光を浴びるようになったことを思い返しながら、互いをからかい合う1時間に及ぶFESTAディナー開始から20分後頃に、今回の発表が行われた。

 BTSの広報担当者は、米ビルボードへの声明の中で、「明確にしておくと、活動中止ではなく、現時点ではいくつかのソロ・プロジェクトを探求するために時間を取り、様々な異なるフォーマットで活動を続ける予定です」と彼らの休止に関して明らかにした。

BTS、活動休止を発表「自分たちが変わったことを受け入れなければならない」


 ジャスティン・ビーバーが、【ジャスティス・ワールド・ツアー】を最近中断した深刻な理由をファンと共有した。彼は2022年6月10日に自撮り動画をSNSに投稿し、ラムゼイ・ハント症候群と診断されたことを報告した。

 この動画で彼は、「何が起きているのかみんなに知らせたかったんだ。僕の顔を見れば一目瞭然だと思うけれど、ラムゼイ・ハント症候群という症候群になってしまった。耳や顔の神経を攻撃するウィルスのせいで、顔面麻痺になってしまっている」と説明し、影響を受けた部分を指差しながら「ご覧の通り、この目はまばたきしないし、顔のこちら側で笑うこともできない。この鼻の穴は動かない。顔のこちら側が完全に麻痺しているんだ」と、身体的な影響を指摘している。

 メイヨー・クリニックによると、ラムゼイ・ハント症候群は帯状疱疹ウイルスが耳の近くの顔面神経に影響を与えることで起こる。痛みを伴う発疹だけでなく、麻痺や難聴を引き起こすことがある。水ぼうそうと同じウイルスによって引き起こされるが、迅速な治療によって合併症のリスクを減らすことができるとのことだ。

ジャスティン・ビーバー、ラムゼイ・ハント症候群による顔面麻痺を告白


 2022年6月13日、ポスト・マローンがシリウスXMラジオのハワード・スターンの番組に出演した際、父親になったことと婚約したことを明かした。

 マローンは、スタジオに行くために何時に起きたかを話しながらさりげなくこの話題に触れ、「午後2時半に起きました。私のベイビー・ガールにキスをして、その後スタジオで音楽をプレイしました」と述べた。司会のスターンが、“ベイビー・ガール”というのはガールフレンドのことか尋ねると、マローンは「私の娘です」と答え、娘のプライバシーを守り、「彼女自身に決断をさせてあげたい」ので、詳細は公表しないと続けた。

 また、スターンが、名前が明かされていない彼の長年のパートナーがガールフレンドなのか妻なのかはっきりさせようとすると、彼は「彼女はフィアンセです」と婚約していることを明かした。

 先月、米ビルボードは、ポスト・マローンの長年の恋人が、彼との第一子を妊娠していることを確認したばかりだ。このニュースを最初に報じた米TMZによると、二人は米南カリフォルニアで小規模なプライベート・パーティーを開き、新しい命を授かったことを祝っていた。

ポスト・マローン、第一子となる女の子誕生&婚約したことを明かす


 さて、今週のビルボード・ソング・チャートでは、ハリー・スタイルズの「アズ・イット・ワズ」が3週連続、通算6週目の首位を獲得した。新作『ハリーズ・ハウス』がNo.1デビューを飾った6月4日付で1位に返り咲いた「アズ・イット・ワズ」は、ストリーミングが前週から9%減少の2,500万回に下降したが、セールスは6%増加の6,900、エアプレイも2%増加の7,510万回にそれぞれ上昇し、今週も首位をキープ。1位に初登場した4月16日、4月30日~5月7日、6月4日~18日付の計6週に記録を更新した。

 4位には、先週8位にランクインしたケイト・ブッシュの「神秘の丘/Running Up That Hill (A Deal With God)」が上昇し、自己最高位更新と初のTOP5入りを果たした。同曲は1985年にリリースされ同年11月に30位まで上昇したが、2022年5月27日に配信されたNetflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4に使用されたことで人気が再燃し、先週36年9か月という長いブランクを経てTOP10入りした。

【米ビルボード・ソング・チャート】ハリー・スタイルズ通算6週目のNo.1、ケイト・ブッシュ「神秘の丘」4位に上昇


 そして、アルバム・チャートでは、バッド・バニーの『Un Verano Sin Ti』が2週目の首位を獲得した。5月21日付でNo.1デビューした『Un Verano Sin Ti』は、翌5月28日から6月11日付まで3週連続で2位をキープした後、今週返り咲き、通算2週目の首位を獲得した。Billboard 200で全編スペイン語によるアルバムが1位を獲得するのは、2020年12月12日付でバッド・バニー自身の『El Último Tour Del Mundo』が獲得して以来約1年半ぶり、史上2作目で、2週を超えたのは本作が初の快挙だ。

 2位には、ポスト・マローンの新作『トゥエルヴ・カラット・トゥースエイク』が初登場。本作は、2020年の年間アルバムを制した前作『ハリウッズ・ブリーディング』(5週1位)から約3年ぶり、4作目のスタジオ・アルバムで、デビュー作から4作連続のTOP5入りを果たした。

 7位には、韓国出身のボーイズ・グループ=SEVENTEENの4thアルバム『Face the Sun』が初登場し、Billboard 200ではグループ初のTOP10入りを果たした。なお、昨年リリースした『Your Choice』は15位、『Attacca』は13位にそれぞれランクインしていて、本作は通算3作目のTOP20入りとなる。

【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー首位返り咲き、ポスト・マローン/SEVENTEENがTOP10デビュー

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