2022/06/01
現地時間2022年5月31日、アジア系アメリカ人・ハワイ原住民・太平洋諸島民(AANHPI)の文化遺産継承月間最後の日に、BTSがホワイトハウスのカリーヌ・ジャン=ピエール報道官と共に、米国でアジア人を標的としたヘイトクライムが急激に増加していることに関して心から訴えかけた。
黒のスーツ姿の他のメンバーの前に立ったRMは、「こんにちは、私たちはBTSです。今日、ホワイトハウスに招かれ、反アジア系ヘイトクライム、アジア人の受け入れと多様性という重要な問題について話し合うことができて、とても光栄です」とパワフルなメッセージをスタートした。
JINは、「このAAPI文化遺産継承月間に、私たちはAAHPIコミュニティと共に立ち上がるためにホワイトハウスを訪れました」と続け、JIMINは「アジア系アメリカ人へのヘイトクライムを含む最近急増しているヘイトクラムに私たちは非常にショックを受けました。しかし、これを止めるため、大義を支援するために、私たちはこの機会にもう一度声を上げたいと思います」と述べた。
J-HOPEは、「私たちが今日ここにいるのは、国籍や文化、言語が異なる世界中のファンであるARMYのおかげです。本当にいつも感謝しています」と熱心なファンに感謝の意を表した。そして、JUNG KOOKは、「韓国のアーティストが創る音楽が言語や文化の壁を越えて、世界中の多くの人々に届くことに今でも驚きを感じています。音楽は常に、すべてのものを一つにする驚くほど素晴らしいものだと信じています」と付け加えた。
SUGAが、「人と違うことは悪いことではなく、私たちが心を開き、すべての違いを受け入れることで、平等は始まります」と説明すると、最後にVが、「誰にでもそれぞれの歴史があります。今日が、一人ひとりを大切な人として尊重し理解するための一歩になることを願います」と締めくくった。
今年初めにCenter for the Study of Hate and Extremismが発表した報告書によると、2021年の反アジア系ヘイトクライムの割合は前年比で339%増加し、米ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスなどは2020年に記録した過去最高の件数を上回った。
"We’re BTS and it is a great honor to be invited to the White House tonight to discuss the important issues of anti-Asian hate crimes, Asian inclusion and diversity.”
— ABC News Live (@ABCNewsLive) May 31, 2022
Members of the global K-pop group deliver remarks before meeting with Pres. Biden. https://t.co/UQFGCaR88o pic.twitter.com/pNilMgjwnR
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