2022/05/25 12:00
映画『エコー・イン・ザ・キャニオン』の新たな本編映像と著名人コメントが到着した。
5月27日から新宿シネマカリテほか全国で順次公開される同作は、1960年代から70年代にかけて多くのミュージシャンが暮らし、数々の名曲を生み出した「ウェストコースト・ロックの聖地」ローレル・キャニオンを巡るドキュメンタリー。ボブ・ディランの息子ジェイコブ・ディランがホストとなり、リンゴ・スター(ザ・ビートルズ)、ブライアン・ウィルソン(ザ・ビーチ・ボーイズ)、エリック・クラプトン、ジャクソン・ブラウンなどらにインタビューした。
映像では、ウェストコースト・ロックに影響を受けたというジェイコブ・ディラン、ベック、キャット・パワー、レジーナ・スペクターが1960年代のバンドのあり方や曲作りのスタイルとその変遷について分析し語り合う姿が切り取られている。
◎みうらじゅん コメント
フォークロックの世界を未だ、菜食と肉食の折衷案くらいに思ってる人も是非、この映画を御覧になって下さい。
きっと、そのストレンジなテイストにシビれることでしょう。僕も改めて、だから好きなんだと思いましたから。
◎佐野史郎 コメント
甘酸っぱく切ない60年代から70年代初頭のウエストコーストサウンドに胸が締め付けられる。
けれど、どんなにあの音楽を蘇らせようとしても過ぎ去った時間と体は戻らない。
だからこそ時を超えてひたむきに生きようとすることの大切さを、ラストシーンで思い知らされる。
◎永積崇(ハナレグミ) コメント
60年代後半ローレル・キャニオンから生まれた音楽の数々。
メロディとアンサンブルの美しさはいつか観たロサンゼルスの夜景に似てる気がした。
遠くどこまでも広がる街の光は、夢のように眩く透き通っていてどこか儚かった。
才能溢れる音楽家達が奇跡的に集まって、遊びながら発見していった音楽の形。
その現象はあの時代だけのことじゃなく、いまも地球のどこかの街で出逢い交わりを繰り返し、
僕らの耳に届ける準備をしてるはずなんだ!
懐かしいだけじゃなくて、もう一度音楽の美しさを力を奇跡を信じたくなる映画でした。
◎曽我部恵一(サニーデイ・サービス) コメント
あの時代のあの場所にタイムスリップ。戻って来たぼくは、リッケンバッカーの12弦エレキが欲しくなった少年だ。
とりあえず今夜はこう叫びたい。「フォークロック最高!」
◎小宮山雄飛(ホフディラン) コメント
この作品には僕の好きなミュージシャンが全員出ていて、僕の好きな曲が全部詰まってる!
◎堀込高樹(KIRINJI) コメント
知っている曲ばっかり。でも知らなかったことばっかり。映画を観た後は馴染み深い曲の数々が新鮮に響くでしょう。
◎澤部渡(スカート) コメント
ステージで、スタジオで、(そして映画館で!)音楽が時代を超えて鳴り響く様子はとても美しく映りました。
私もそうでしたが、60年代のアメリカのロックにどう向き合うべきか戸惑っている若いリスナーにとっても
道標のような作品になると思います。
◎夏目知幸(Summer Eye) コメント
トム・ペティの言葉が刺さった。「何かいいことが起きればいつだって、それは他の場所でも現れる。」
君がやりなよと音楽は訴える。
◎奥浜レイラ コメント
ローレル・キャニオンの誰かの家に集まって、思惑の外側でギターを弾き声を重ねる。
それがどれだけ創造的で甘美なことだったか。ジェイコブ・ディランでないと聞き出せない赤裸々な当時のエピソード、フィオナ・アップルやノラ・ジョーンズ、ベックらの演奏にその魔法のような時代を想う。
◎映画情報
『エコー・イン・ザ・キャニオン』
2022年5月27日(金)から新宿シネマカリテほか全国で順次公開
監督:アンドリュー・スレイター
脚本:アンドリュー・スレイター、エリック・バーレット
出演:
トム・ペティ
ブライアン・ウィルソン
リンゴ・スター
エリック・クラプトン
スティーヴン・スティルス
デヴィッド・クロスビー
グラハム・ナッシュ
ジャクソン・ブラウン
フィオナ・アップル
ベック
ノラ・ジョーンズ
キャット・パワー
ジェイコブ・ディラン
配給:アンプラグド
◎映像情報
YouTube『【本編映像公開】ベックが語る60年代のバンドや曲作りのスタイルとその変遷『エコー・イン・ザ・キャニオン』』
https://www.youtube.com/watch?v=1mn-s7RN4Ik
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