2022/05/13
今週、アーケイド・ファイアが英BBCのアイコン的なスタジオであるMaida Vale Studiosを訪れ、ハリー・スタイルズの最新シングル「アズ・イット・ワズ」のロックなカバーを披露した。
ハリーの3rdソロ・アルバム『ハリーズ・ハウス』に収録される楽曲のオリジナル・バージョンは、1980年代のニュー・ウェイブやアーハのような弾けた雰囲気を持っているが、アーケイド・ファイアはエネルギッシュにアレンジしてパフォーマンスした。
テンポを倍増させた、メンバーたちによるバイオリン、キーボード、マリンバ、ギター、チューブラーベルなどの楽器の演奏に、シンガーのウィン・バトラーは息を切らせながら締めつけられるようなボーカルを乗せ、バンドは楽曲に新たな緊迫感を与えた。このスタジオ・セッションでは、「アズ・イット・ワズ」以外にも最新アルバム『ウィ』から米国民的番組『サタデー・ナイト・ライブ』で先週末披露した後半にかけて盛り上がるスリル満点な「ザ・ライトニングI、II」、さらには「エイジ・オブ・アンザエティII」を演奏した。
また、今週初めにバンドは最新作『ウィ』を引っさげて行うヨーロッパ・ツアーを発表した。ツアーは、8月30日にアイルランド・ダブリンでキックオフし、ロンドン、パリ、ミラノ、マドリード、ベルリン、ワルシャワで開催され、秋には北米ツアーが予定されている。
北米ツアーは、10月28日に米ワシントンD.C.のアンセムでキックオフし、ブルックリン、ボストン、シカゴ、ミネアポリス、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、カナダ・バンクーバー、そして12月1日にカナダ・トロントにあるスコシアバンク・アリーナで閉幕する。ヨーロッパ公演ではファイストがサポートを務め、北米ツアーではベックがアコースティック・セットを披露する。チケットは現地時間5月13日に発売される。
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