2022/04/22
ブルース・ホーンズビーがニューアルバム『‘FLICTED 』を5月27日にリリースする。同作からは既にヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグ(Vo)とブレイク・ミルズ(Gt)が参加した先行シングル「Sidelines」が公開されている。
「Sidelines」は、ミルズが共作しアリエル・レヒトシャイドが共同プロデュースを担当。ホーンズビーは同曲について、「1600年代のセイラム魔女裁判から現代のパンデミック時代のパニックまで、様々な形のヒステリーを歌ったもの」と語る。ボーカルの角のあるメロディーと中間部の点描的なインスト・セクションが特徴的な1曲だ。
アルバム『‘Flicted』は、ホーンズビーが脚本家/映画監督であるスパイク・リーの映画作りのきっかけにと制作した楽曲を元に構成した3部作(2019年の『Absolute Zero』と2020年の『Non-Secure Connection』)を完結させるものとなる。
このユニークなアプローチにより、アルバムでは様々なアーティストとコラボレーションしながら新たなスタイルとテクニックを構築し、探求することに成功。そんな同作でホーンズビーが目指したのは、全体的にもっと明るいレコードを作ることで、繰り返し影響を受ける科学の世界の視点からCOVID-19について語ることだったそうだ。
ホーンズビーとトニー・バーグによる共同プロデュース、レヒトシャイドとウェイン・プーリーがアディショナル・プロデュースを務めた『‘Flicted』には、Danielle Haimとのデュエットによるパンデミック時代の楽曲「Days Ahead」や、チャック・ベリーの「Too Much Monkey Business」を再構築したホーンズビーのスタジオ・リリース初のカバー曲など、12曲が収録される。
これまでにグラミー賞に13回ノミネートされたブルース・ホーンズビー。自身の23枚のアルバムは世界で1100万枚以上のセールスを記録する一方、人気コラボレーターとしての地位を確固たるものにしており、ボブ・ディラン、ドン・ヘンリー、グレイトフル・デッド、スティービー・ニックス、リッキー・スキャッグス、ボブ・シーガー、チャカ・カーン、ボニー・レイト、スティング、メイヴィス・ステイプルズ、ウィリー・ネルソンなどとのリリースを含む100以上のレコードにも参加してきた。
◎リリース情報
アルバム『'Flicted』
2022/5/27 RELEASE
1. Sidelines (with Ezra Koenig and featuring Blake Mills)
2. Tag
3. The Hound
4. Too Much Monkey Business
5. Maybe Now
6. Bucket List
7. Days Ahead (featuring Danielle Haim)
8. Lidar
9. Is This It
10. Had Enough
11. Simple Prayer II (featuring Z. Berg, Ethan Gruska and Rob Moose)
12. Point Omega
https://orcd.co/flicted
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