2010/07/29
コラボレーション、そしてキーボードが、9/7月にリリースされる予定のINTERPOLのセルフタイトルの4THアルバムの特長だ。
「作曲のプロセスはいつもかなりコラボレーション的なんだけど、今回はよりその傾向が強いんだ」とドラマーのSAM FOGARINOは言う。「思うに、最初からみんながDANIEL(KESSLER)の持ってきたいろんなアイデアを発展させたいと思っていたからじゃないかな。それに、ハーモニー的、サウンド的に持って行きたい方向性が全員一致していたからだと思うよ」
「コラボレーションには行き詰まりや意見の不一致がつきものだ。でも、初期の作曲セッションに比べると、歳月を経てみんながもうちょっと自分のパートに自信が持てるようになったし、音楽的方向性ももうちょっと一体化してきたように思う。相変わらずINTERPOLらしく聞こえてもちょっと違う、っていうのを期待してもらっていいよ」
その違いが出たのはキーボードの使用だ。「2007年の『OUR LOVE TO ADMIRE』でも飾りとしてちょっと使っていたけど、このレコードではしっかり居場所ができたって感じだね。僕たちはサウンド自体を拡張したんだ。ちょっとオーケストラ音とかを付け足したっていうんじゃなくて」
しかし、『INTERPOL』レコーディング後にキーボードを演奏していたベーシストのCARLOS DENGLERがバンドを脱退してしまった。バンドはまだ代わりの正式メンバーを決めていないが、DAVID PAJO(TORTOISE、YEAH YEAH YEAHS、DEAD CHILD)がツアーに同行し、SECRET MACHINEのBRANDON CURTISがキーボードを弾くことになっている。FOGARINOによると、DENGLERの脱退は「とても友好的なもの。彼が今後もうまくやっていけることを全員が願ってる。彼はバンド活動に疲れてしまったんだ。彼は他にやりたいことがあるけど、このアルバムに精一杯打ち込んでくれた。それから脱退したんだよ」
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