2022/04/10 14:00
2022年4月11日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、Snow Man『ブラザービート』が809,083枚を売り上げ、首位を獲得した(集計期間2022年3月28日~2022年4月3日)。また、同一集計期間内に、『HELLO HELLO』が2,339枚を売り上げ14位、『KISSIN’ MY LIPS/Stories』が2,062枚を売り上げ15位、『Secret Touch』が1,527枚を売り上げ18位、『Grandeur』が1,521枚を売り上げ19位、『D.D./Imitation Rain』(Snow Man vs SixTONES名義)が861枚を売り上げ30位となり、過去発売した全ての作品を30位以内にランクインさせた。
『ブラザービート』は前作『Secret Touch』から4カ月ぶりに発売された6枚目のシングルで、表題曲「ブラザービート」はSnow Manが主演を務める映画『おそ松さん』の主題歌に採用されている。
ここでは、Snow Manのシングルの販売動向を、SoundScanJapanのデータを使用し調査してみた。まず、図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/110826/2)はSnow Manがこれまでに発表したシングルの初週の販売枚数と2022年4月3日現在の累計販売枚数をグラフ化したものである。
過去作を見るといずれの作品も初週販売数(図中:緑色)に対して、累計販売数(図中:橙色)が大きく伸びている。これはSnow Manの作品は初週以外にも継続してセールスを挙げ、ロング・セールになる傾向があるという事である。過去作を見ると、累計を最も伸ばしたシングルはセカンドの『KISSIN’ MY LIPS/Stories』で、デビュー作の『D.D./Imitation Rain』、サードの『Grandeur』が続いており、この3枚はいずれもミリオンを突破している。ロング・セールになる作品は販売期間が長い(=発売時期が古い)タイトル程有利になる傾向があり、Snow Manのシングルもやはりこの法則通り古いタイトル程販売枚数を伸ばす結果が出ている。
次に、初週販売枚数を見ると、こちらも2枚目の『KISSIN’ MY LIPS/Stories』が最も多く、次いで4枚目の『HELLO HELLO』が、そして6枚目の今作『ブラザービート』はSnow Manの作品中、3番目の初週販売枚数となっている。今作『ブラザービート』(809,083枚)より初週販売枚数が若干低かった3枚目『Grandeur』(800,398枚)は、2週目以降も順調に販売枚数を伸ばし、半年である26週目にミリオンを突破している。これからも『ブラザービート』が今後も販売枚数を伸ばしていく事が予想される。
前作越えの初週販売枚数を記録し、益々勢いに乗るSnow Manのこれからの更なる活躍に期待したい。
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