2022/04/01
『マイ・ライフ・アズ・ア・ローリング・ストーン』と題された、ザ・ローリング・ストーンズのキャリアを振り返る4部作の独占ドキュメンタリー映画が英BBC Twoで放送されることが明らかになった。2022年3月31日に同局が発表したところによると、マーキュリー・スタジオが制作するこの映画シリーズは、テレビ、ラジオ、デジタル・プラットフォームを通じて、伝説のバンドの60周年を祝う番組の一部となる。
ストーンズ初の公式ライブは、1962年7月12日に英ロンドンのマーキー・クラブで行われた。このシリーズでは、その後のバンドのめまぐるしいキャリアを、各メンバーの音楽的レンズを通して紹介する。ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロニー・ウッド、故チャーリー・ワッツのそれぞれの個性、情熱、思い出を深く掘り下げながら、1時間の映像で詳細な肖像を表現していく。
このドキュメンタリーにはバンドの存命メンバーによる未公開映像や独占エピソードが含まれ、ワッツは2021年8月に惜しくも他界したため、彼の物語は本人による過去のインタビューに加え、バンド・メンバーや音楽仲間、ファンを通じて語られる。ほかにもエアロスミスのスティーブン・タイラー、ティナ・ターナー、ロッド・スチュワート、ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ、クリッシー・ハインド、P.P.アーノルドといった特別ゲストが登場し、彼らがいかにバンドからインスピレーションを受けてきたかを語る。
『マイ・ライフ・アズ・ア・ローリング・ストーン』は、受賞歴のある映画監督オリヴァー・マレー(Oliver Murray)とクレア・タヴェノー(Clare Tavernor)が監督し、今夏BBC TwoとBBC iPlayerで放送され、マーキュリー・スタジオが海外に配給する。ストーンズのマネージャーであるジョイス・スミス(Joyce Smyth)はこのシリーズについて、「世界中のファンにバンドの新しい魅力的な姿を提供するこれらの4本の映画で、ザ・ローリング・ストーンズの60周年を祝うことに興奮しています」とコメントしている。
英BBCはまた、BBC Radio 2向けに『ローリング・ウィズ・ザ・ストーンズ』というタイトルの2時間のオーディオ・ドキュメンタリーを世界独占で制作する。未公開インタビューに加え、滅多に聴けない音楽、パフォーマンス、メンバーや過去のメンバーであるビル・ワイマン、ミック・テイラー、ブライアン・ジョーンズのインタビューを通してバンドの物語を伝える。そして補完的なシリーズとして『ローリング・ウィズ・ザ・ストーンズ・ロー(Raw)』がBBC Soundsで独占配信される。これらのラジオ・ドキュメンタリーも今夏公開予定だ。
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