2022/03/29
2022年3月25日に急逝したフー・ファイターズの故テイラー・ホーキンスの死を、ミュージシャン仲間たちが追悼し続けている。ドラマーとしての力量もさることながら、陽気な性格で愛されたホーキンスは、コロンビア・ボゴタのホテルの一室で原因不明のまま50歳で亡くなった。
週末に曲を捧げた人の中には、ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュや、ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンもいた。56歳のスラッシュは、26日に米フロリダ州オーランドのハード・ロック・ライブで開催されていた自身のバンド、スラッシュ・フィーチャリング・マイルズ・ケネディ&ザ・コンスピレイターズのライブ中に、「ほとんどの人が知っていると思うけれど、昨夜、本当に親しい友人だったフー・ファイターズのドラマー、テイラー・ホーキンスを失ったんだ」と話した。
さらに彼は、「まず第一に、彼はとにかくすごくいいやつで、すごく優しい人だった。本当に良い友人で、素晴らしいドラマーだった。彼を失ったことに完全に打ちのめされている。だから、今夜はある曲を演奏して彼に捧げたい。このツアーではまだ演奏したことがない曲を今夜演奏する」と続け、バンドはスラッシュの2010年のソロ・デビュー・アルバムに収録されている感動的なパワー・バラード「Starlight」を披露した。
また、ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンは、26日に米ボストンで自身のバンド、マンモスWVHのライブ中にフー・ファイターズの「My Hero」を演奏した。曲を演奏する前に彼は、「俺たちは昨日、本当に重要な人物を失ってしまった。彼は俺にとってヒーローだったし、俺ら全員にとってのヒーローだった」とバンド・メンバーを示しながら語った。「そして、数え切れないほどの人々にとってのヒーローでもあった。だからこれは必要なことだと感じている。今朝この曲を練習したばかりだから、荒いところは許してほしい。でもこれは絶対にやらなければならないんだ」と述べ、観客が何度も「テイラー!」と叫ぶ中、バンドは「My Hero」の忠実なカヴァーを披露した。
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