2022/03/26 04:05
ミュ-ジカル「ネクスト・トゥ・ノ-マル」の初日当日フォトセッション&囲み取材が25日、東京都内で行われ、出演者の安蘭けい、望海風斗、橋本良亮(A.B.C-Z)ほかが登壇した。
本作は、2009年にトニ-賞の11部門にノミネ-トされ、主演女優賞をはじめ、3部門を受賞したミュ-ジカル。一人の女性、一つの家族の姿を通して、現代社会が抱える家族間の絆やその崩壊、再生を描く。今回の公演では、主人公ダイアナを安蘭が演じるチ-ムと、望海が演じるチ-ムの2チ-ム制で上演する。
安蘭は「双極性障がいのダイアナを囲む家族の話で、題材は重いですが、最後は希望で終わるところが大好きです。生かされている、生きている実感をとても感じられる作品だと思います」とアピ-ル。
一方、望海は「お稽古をして、舞台稽古をして、やればやるほどこの作品が大好きになるので、その気持ちを大切に、来てくださるお客さまに目いっぱいのものをお届けしたいと思います」と意気込みを語った。
ヘンリ-役の橋本は、本作への出演が決まったときの心境を、「これまで音楽劇はいろいろとやらせていただきましたが、がっつりのミュ-ジカルは初めてで不安でした。入りたてのジュニアに、『ユ-、明日からデビュ-だよ』というような感じです」と故ジャニ-喜多川さんの口ぐせに例えて会場を笑わせた。
そして、「最後まで、昆(夏美)ちゃんが演じるナタリ-を1カ月間、がっつり愛したいと思います」と宣言した。
また、橋本は、稽古前に、本作の13年の日本初演にも出演し、ドクタ-・マッデンを演じる新納慎也に相談したことも明かし、「『難しい舞台ですが、アドバイスありますか』って聞いたら『難しいから頑張って』とだけきて…なので頑張りました」と語った。
舞台は、4月17日まで、都内・日比谷シアタ-クリエほか、兵庫、愛知で上演。
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