2022/03/24
ロシア軍との戦いに備えるウクライナ市民が、ボン・ジョヴィによる2000年のヒット曲「イッツ・マイ・ライフ」をスピーカーから流しながら土嚢をトラックに積み込んでいるバイラル動画が、バンドの目にもとまった。
2022年3月22日にボン・ジョヴィのTwitterにリポストされた1分間の動画には、「イッツ・マイ・ライフ」のビートに合わせてドラムを叩いている若者もいる。バンドは、「これは一歩も引かなかった人たちのために……ウクライナのオデッサ。#SlavaUkraini (ウクライナに栄光あれ)[ウクライナの国旗の絵文字]」と添えてこの動画を投稿した。ボン・ジョヴィによるこの投稿は、ウクライナ政府の公式アカウントからすぐにリツイートされ、「支援に感謝します!」と返信がついた。
元の投稿は、ウクライナのオレクサンダー・シェルバ(Olexander Scherba)元駐オーストリア大使によるもので、「オデッサは要塞の準備と戦闘態勢を整えている」と書かれていた。オデッサはウクライナ南部に位置しており、この映像では市民が海岸近くで黙々と作業を進めている。ロシア軍による侵攻は約1か月続いているが、数週間にわたる試みにもかかわらず、ウクライナ側の懸命な抵抗により首都キーウを占領することができていない。戦闘が長期化する中、これまでに約1,000人のウクライナ人が死亡し、1500人以上が負傷したと伝えられている。
多くのアーティストたちがウクライナの人々のために寄付を表明している。ディーヴォが、最大のヒット曲「ホイップ・イット」のライセンス収入を4月いっぱい寄付すると表明したほか、3月29日に開催されるウクライナ支援目的の【コンサート・フォー・ウクライナ】にはエド・シーラン、カミラ・カベロ、エミリー・サンデーなどが出演する。
This is for the ones who stood their ground...
— Bon Jovi (@BonJovi) March 22, 2022
Odessa, Ukraine. #SlavaUkraini pic.twitter.com/N9iT2EoeH7
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