2022/03/22
メロディ・ガルドーの約2年振りとなる新作『オントレ・ウー・ドゥ』が2022年5月20日にデッカ・レコードからリリースされる。先行シングルとして、「ディス・フーリッシュ・ハート・クッド・ラヴ・ユー」の配信がスタートし、同曲のミュージック・ビデオも公開となった。
2020年にリリースした前作『サンセット・イン・ザ・ブルー』では、デビュー当時を思わせるゴージャスなアレンジやスティングとの共演が反響を呼んだメロディ・ガルドー。日本でのスティングとのTV出演も大きな話題となった。ピアノやギターなどを操るメロディだが、本作ではヴォーカルに専念しており、ブラジル音楽を代表するギタリスト/作曲家バーデン・パウエルの息子であるピアニストのフィリップ・バーデン・パウエルとの全編デュオによるインティメイトな作品となっている。全編ピアノのデュオによるアルバムはキャリア初の試みだ。新曲を中心に、映画『男と女』でピエール・バルーが歌った「あらがえないもの」や、フィリップの父バーデン・パウエルの名曲「プレリュードのサンバ」なども収録している。
本作について、メロディは「この作品を短い言葉で表現するとすれば、深い詩と強いメロディについての愛を持つ2人のダンス、という感じかしらね。タイトルの“オントレ・ウー・ドゥ”(Entre eux Deux)は2人の間でという意味で、今回の音楽をよく表現できていると思う。お互いについて深く掘り下げた世界がここには広がっているの。聴く人にもそれが伝わると嬉しいわ」と語っている。
また、本作のパートナーとなったフィリップは、「このレコードは、ピアニストや作曲家が夢見る最も素晴らしい贈り物のようなものです。現代の偉大なアーティストの1人とデュオで作曲し演奏することは、私がこれまで経験した中で最も素晴らしい音楽体験でした。メロディの愛、信頼、指導、私の中のベストを引き出してくれたこと、そしてこの美しいレコードを作るためのたゆまぬ努力に対して深く感謝しています」とコメントしている。
ミュージック・ビデオは、フランス・パリのロダン美術館で撮影された。パリ・オペラ座バレエ団のエトワールとして活躍した世界的なダンサー、マリ=アニエス・ジロと、同団の現役エトワールであるジェルマン・ルーヴェをフィーチャーしている。イッセイ ミヤケの衣装を身にまとい、美術館の壁面から差し込む陽光の中を颯爽と歩く二人の姿は、愛が逃げ出すような、はかない瞬間の感覚を表現しており、楽曲の持つ美しさを最大限に引き出している。
◎リリース情報
アルバム『オントレ・ウー・ドゥ』
2022/5/20 RELEASE
UCCM-1268 2,860円(tax incl.)
https://melody-gardot.lnk.to/EntreeuxdeuxPR
Photo: Franco P Tettamanti
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
櫻坂46、躍進した2024年の集大成を魅せたグループ4周年ライブでZOZOマリン史上最大となる72,000人を動員
2
【米ビルボード・アルバム・チャート】ATEEZ『GOLDEN HOUR : Part.2』首位、リンキン・パーク/JINがTOP5デビュー
3
【ビルボード】ENHYPEN『ROMANCE : UNTOLD -daydream-』、前作リパケAL超える成績でアルバム・セールス首位獲得
4
【ビルボード】timelesz『because』27.7万枚でシングル1位
5
【深ヨミ】アンジュルム『初恋、花冷え/悠々閑々 gonna be alright!!』の販売動向を過去作と比較
インタビュー・タイムマシン
注目の画像