2022/03/20
2022年3月16日公開(集計期間:2022年3月7日~2022年3月13日)のBillboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”で、ジャニーズWEST『Mixed Juice』が215,335枚を売り上げ首位を獲得した。
ジャニーズWESTの8作目のオリジナル・アルバムとなる『Mixed Juice』には、『サムシング・ニュー』から『黎明/進むしかねぇ』までのシングル表題曲に加えて、橋口洋平(wacci)、eill、柳沢亮太(SUPER BEAVER)らが手がけた楽曲など、全14曲が収録されている。
本作は、初動3日間で190,772枚、初週で215,335枚を売り上げ、アルバム・セールス・チャートで初登場首位を獲得。総合アルバム・チャート“HOT Albums”では、CDセールス1位、ルックアップ1位をマークし、6thアルバム『W trouble』、7thアルバム『rainboW』に続いて、3作連続で首位に輝いた。
本記事では『Mixed Juice』の販売動向をSoundScanJapanのデータを使用し調査する。図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/110097/2)は、2018年リリースの5thアルバム『WESTV!』から『Mixed Juice』までのアルバム直近4作の実店舗での発売初週の地域別販売比率をグラフ化したものだ。また、一般的なアルバムと比較するため、2021年に販売されたアルバムの地域別販売比率を全アルバムとしてグラフに追加している。
ジャニーズWESTの傾向としては、まず近畿での支持の厚さが挙げられる。『Mixed Juice』の近畿の割合は17.5%で、全アルバムにおける近畿の割合13.8%と比べると、3.7%も高い。この傾向は過去3作も同じで、『WESTV!』は19.2%、『W trouble』は18.6%、『rainboW』は18.2%と、いずれもその年の全アルバムにおける近畿の割合を大きく上回る数字となっている。
また、過去3作から『Mixed Juice』への変化を見てみると、近畿での人気が強いことは変わらないものの、少しずつ他の地域の割合が伸びていることがわかる。なかでも顕著なのが北海道と九州で、北海道は『WESTV!』が3.6%だったのに対し、『Mixed Juice』は5.6%と2%増、九州は『WESTV!』が8.6%、『Mixed Juice』が9.7%と1.1%増となった。
メンバー全員の出身地である関西から、じわじわと全国的に人気を拡大し続けているジャニーズWEST。グループは、本日3月20日より【ジャニーズWEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice】をスタートする。全国ツアーをきっかけに、さらに多くのリスナーへ『Mixed Juice』が届くことに期待したい。
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