2010/07/26
ポップ・カントリー界のスーパースターTAYLOR SWIFTが、マルチ・プラチナを獲得したアルバム『FEARLESS』に続くニュー・アルバム『SPEAK NOW』を10/25にリリースすることが明らかになって以来、ファンのあいだでは新作に対する大きな期待が膨らんでいる。そしてCD小売店や所属レーベルの重役たちのあいだにも、ファンとはひと味違った期待が膨らんでいる。それはSWIFTのアルバムが、“発売第1週目に100万枚のセールスを達成できるか?”、“そんな偉業を達成できるのは、SWIFT以外に誰がいるのか?”という大きな展望だ。
直近で発売初週に100万枚を達成したアルバムはLIL WAYNEの『THE CARTER III』で、2008年6月15日付けの集計週で100万を少し超えた数字を確保。約2年を経た現在までに、セールスを350万枚に伸ばしている。しかしそれ以降にリリースされて高いセールスを記録したアルバムとしては、AC/DCの『BLACK ICE』が2008年10月24日集計の初週に784,000枚(現時点で220万枚)、EMINEMの『RECOVERY』が2010年6月27日集計の初週に741,000枚(現時点で全米150万枚)という数字に留まっており、リリース1週目に100万枚を達成したアルバムは2年以上登場していない。
SWIFT以外の作品で2010年度後半にリリースされる期待度の高いアルバムとしては、SUSAN BOYLE、KANYE WEST、KATY PERRY、LINKIN PARK、KID ROCK、NORAH JONES、DIDDY、LIL WAYNEの作品がある。中でもBOYLE、WEST、WAYNEの3アーティストに対する業界関係者の期待度は高く、発売初週に100万枚達成の可能性があるという見方も強い。しかしこの大記録達成の筆頭候補として挙がるのは、やはり断トツでTAYLOR SWIFTというのが実情のようだ。
2006年10月にリリースされたSWIFTのデビュー作『TAYLOR SWIFT』は現在までに480万枚、2008年11月にリリースされたセカンド・アルバム『FEARLESS』は590万枚を売り上げる大ヒットとなっている。
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