2022/03/15
ボブ・ディランの新著『モダンソングの哲学(仮)』が2022年度に刊行される。
ディランにとって2004年の『ボブ・ディラン自伝』以来の新著となる同書は、ソングライティングに関する技術や技巧について、いわば上級者向けの講義を展開。スティーヴン・フォスター、エルヴィス・コステロ、ハンク・ウィリアムス、ニーナ・シモンらの楽曲を分析しているほか、ブルーグラスとヘヴィメタルの関連性といったテーマを語っている。時間をかけて整理収集された写真約150点も掲載。
サイモン&シュスターの会長チーフ・エグゼクティヴ・オフィサー、ジョナサン・カープは「この万華鏡のような魅力にあふれたボブ・ディランの本を出版することによって、私たちと同じ時代を生きる偉大なアーティストたちの歌の数々を、世界中の人たちと祝福したい」「『モダンソングの哲学』は、ボブ・ディランにしか書き得ない本。彼はその独特の語り口によって、それぞれの歌に対する深い賞賛と理解、その歌を世に送り出した人たちへの想い、我々の人生にとっての意味などを伝えてくれる」と語っている。
海外ではオーディオブックとしても発売され、ディランもナレーションの一部を担当。ほかの人たちの声とミックスされる。
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