2010/07/26
一年前、ハード・ロック・バンドのAVENGED SEVENFOLDは世界一幸運なバンドのひとつだった。協力的なレーベル、200万枚を突破するレコード・セールス、熱狂的なファン・ベース、儲かるツアー・スケジュールなどに恵まれ、グループは上昇していく以外ないかのように思われた。
しかし、2009年12/28、ドラマーのJAMES “THE REV”SULLIVANがドラッグの過剰摂取で死体となって発見されたとき、すべてが変わってしまった。いったんショックが過ぎ去ると、バンドの残ったメンバーはSULLIVANと共にすでに書き始めていたレコードを完成させ、さらには今後の方向を決める、という任務に直面した。
「このツアーのあとに何が起こるのかは定かじゃないんだ」とリード・シンガーのMATT SANDERS(M.SHADOWSのステージネームで知られる)は言う。「オレたちの現在のゴールは、とにかくレコードをキッズたちに聞いてもらうこと。彼らにTHE REVのことを思い出してもらいたいからね」。SULLIVANが作曲に参加したAVENGED SEVENFOLDの最後のアルバム『NIGHTMARE』は7/27にワーナー・ブラザースから発表される。DREAM THEATERのドラマー、MIKE PORTNOYがアルバムでSULLIVANの作ったドラム・パートをプレイし、バンドとツアーもすることになっている。
彼らにとってキッズにレコードを聞いてもらうのはむずかしいことではない。ヒットやレコード・プレイがなくても50万枚の売り上げは固いと見られている。「オレたちのファンはいつも一緒にいてくれるし、アルバムごとにどんどん大きくなってるんだ。最後にツアーしたときはオーディエンスも4割り増しになっていたよ」
SANDERSによるとツアーとTシャツのセールスがバンドの収益の大部分を占めるそうだ。「オレたちはSLAYERやMEGADETHのようなバンドになりたい。彼らはレコードがそんなにものすごく売れていなくても、永遠にツアーをやって人を集めることができるバンドなんだ」
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