2022/02/25
現地時間2022年2月24日、世界のレコード業界を代表する国際レコード業界団体IFPI(国際レコード・ビデオ製作者連盟)が、【IFPIグローバル・レコーディング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀アーティスト)2021】をBTSが獲得したと発表した。
【グラミー賞】にもノミネートされているBTSは、2020年にもこの賞を獲得しており、2年連続で受賞を果たした初のアーティストとなった。これまでに、テイラー・スウィフト(2014年と2019年)とドレイク(2016年と2018年)も同賞を2度受賞しているが、どちらも2年連続ではなかった。IFPIによると、この栄冠はアーティストまたはグループのストリーミングやアナログ・レコードを含む、デジタルおよびフィジカルの音楽フォーマットにおける全世界でのパフォーマンスを総合したもので、過去作すべてを網羅している。
木曜日に行われたIFPIのグローバル・アーティスト・チャートの順位発表カウントダウンで、BTSの受賞が発表されたが、トップの座をめぐって熾烈な争いが繰り広げられた。テイラー・スウィフト、アデル、ドレイク、エド・シーランがトップ5にランクインし、ザ・ウィークエンド、ビリー・アイリッシュ、ジャスティン・ビーバー、K-POPグループのSEVENTEEN、オリヴィア・ロドリゴがトップ10にランクインした。
IFPIのCEOであるフランシス・ムーアは、「BTSによる昨年の驚異的な成功は、彼らのクリエイティビティ、たゆまぬ努力、そしてその音楽を世界に届ける方法を探し続けるという継続的な取り組みの証です」と声明で述べた。「3か国語でのパフォーマンスにより、彼らは並外れたユニークな世界的訴求力を示し、ダイナミックで情熱的なファンにより、史上初となる2年連続でグローバル・アーティスト・チャートを制しました。RM、JIN、SUGA、J-HOPE、JIMIN、V、JUNG KOOK、そして彼らのチームが【グローバル・レコーディング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー】を受賞し、また1年輝かしい成功を収めたことを大いに祝福したいです」と続けた。
昨年BTSは、「Butter」、「Permission to Dance」、コールドプレイとコラボした「My Universe」の3曲を米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”の1位に送り込んだ。中でも「Butter」はチャートインした20週のうち通算10週を首位で過ごした。なお、今年4月8~9日と15日~16日には、米ラスベガス・レイダースの本拠地であるラスベガスにあるアレジアント・スタジアムで4回のコンサートを行うことが発表されたばかりだ。
This is the moment @BTS_twt’s RM, Jin, SUGA, j-hope, Jimin, V and Jung Kook received their trophy for this year’s #IFPIGlobalArtistChart, officially the winners of 2021’s IFPI Global Recording Artist of the Year Award! pic.twitter.com/s8EiFvcy8P
— IFPI (@IFPI_org) February 24, 2022
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