2022/02/16 12:30
現地時間2022年2月13日に米ロサンゼルスのSoFiスタジアムで開催された【第56回NFLスーパーボウル】のハーフタイム・ショーは、告知されていたドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、エミネム、メアリー・J.ブライジ、ケンドリック・ラマーというヒップホップ界の重鎮たちに加え、サプライズ・ゲストによる贅沢なステージが試合に華を添え、その話題がSNSを席巻した。
翌日にTMZの取材に応じたドクター・ドレーは、15分間の壮大なショーケースにまつわる噂や、NFLが承認したことやNGになったことなどの裏話を明かした。伝説のプロデューサー、ラッパー、N.W.A.の創設メンバーでもある彼は、「変更しなければならないことはいくつかあったけれど、それは本当に些細なことだった」と語っている。
エミネムが「Lose Yourself」のパフォーマンス中に膝をついたのは、元NFLクォーターバックのコリン・キャパニックへの連帯の意思表示と見られ、この光景を見た多くの人が話題にしていた。これに関してある報道では、この動きがNFLに反抗したものだとされていたが、その後リーグはこれを否定している。
この件についてドレーは、「エムが膝をついたのは、あいつが勝手にやったことで、何の問題もなかったよ」と述べている。
一方でNFLは、歌詞の内容の一部を問題視し、ケンドリックがL.A.ギャングについての歌詞を削除しなければならなかったものの、これについてドレーは、「大したことじゃないよ、理解できる」と語った。
全体として出演者は、「プロフェッショナルで、皆時間どおりに行動し、全員がこのイベントの偉大さを実感した」と彼は語り、“ファンタスティック”な経験だったと述べた。
パーティーは一晩中、ドレーの邸宅で続いていたようだ。ゲストの中には、俳優のドン・チードルや、音楽を作りたい気分のブライジもいた。ドレーは、「彼女とは次のプロジェクトで一緒に仕事をしようと話しているから、サンプルを聴かせてくれて、一緒に音楽をじっくり聴いていたんだよ。階下(にあるスタジオ)ですごく楽しく過ごしていた。ただサンプルと音楽を聴いていた」と明かしている。
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