2022/02/09
【グラミー賞】6回ノミネートの実績を持つピアニスト/コンポーザーのジェラルド・クレイトンが、ブルーノートからの2ndアルバム『Bells On Sand』を2022年4月1日にリリースすることが発表された。
10曲のオリジナル曲で構成された本作には、サックスに巨匠チャールズ・ロイド、ベースに父ジョン・クレイトン、ドラムに長年の友人であるジャスティン・ブラウン、そしてボーカルにMAROが参加し、時間の持つインパクトや抽象性といったテーマを探求する意欲作となっている。先行シングルとして「Water’s Edge」が本日から配信スタートとなった。
本作について、ジェラルドは「このアルバムに参加しているミュージシャンは、時間の軸と移り変わるものについて、それぞれ異なる形で表現しています。父ジョン・クレイトンとチャールズ・ロイドは、私の成長に大きな影響を与えた偉大な世代の更なる進化を、ジャスティン・ブラウンは私と同世代の仲間として私の現在を、そして新世代のアーティストであるMAROは未来をそれぞれ表現しているのです」と語っている。
リスナーやアーティストともっと自分を分かち合いたいというジェラルドの思いが反映されている本作『Bells On Sand』は、先行配信された「Water's Edge」で物思いにふけりながら幕を開ける。このゆったりとした曲は、まずジェラルドとジョンの2人にスポットを当て、先細りで悲しげな雰囲気を漂わせ、その後ブラウンがデュオをトリオに変身させる。
この曲について、彼は「私が歌ったり、演奏したり、書いたりする曲は、移り変わっていくもののある瞬間を表現したものに過ぎないのです。それらの作品を時間的な風景として眺めたとき、背後にある意味を読み取ることができる。とある日に作ったとある曲は、とある方法で受け止められ、次の日には全く違う形で受け止められる、といった具合です。このようにズームアウトした視点から物事を見ることで、過去、現在、未来を結びつけることができるかもしれません。人生経験のすべてを受け入れることができるかもしれないが、今を生きるときに、過去からの教訓を未来に役立てることができるかもしれないのです」とコメントしている。
◎リリース情報
アルバム『Bells on Sand』
2022/4/1 RELEASE
https://Gerald-Clayton.lnk.to/BellsonSandPR
Photo: Ogata
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