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2013/03/15

バウアー、ブルーノ・マーズ、マックルモア&ライアン・ルイス、全米チャートTOP3に死角なし

 先週10位にカムバックした、スウェディッシュ・ハウス・マフィアの「ドント・ユー・ウォーリー・チャイルド」
と、先週11位のリル・ウェイン「ラブ・ミー」が返り咲き(9位)と入れ替わり、その他トップ10内の変動はほぼ無く、安定した動きの3月23日付HOT100チャート。

 上位3組は先週と変わらず、その中でも3位のブルーノ・マーズ「君がいたあの頃に」がポイントを伸ばし、次週はワンランクアップの2位、もしくは首位へと跳ね上がる可能性も大いにありそうだ。

 そこに食い込んできそうなのが、3位のデビューから8位、5位、そして今週4位と、再び勢いをつけつつあるリアーナの「ステイ」。13年度初週に首位を獲得したファーストシングル「ダイアモンド」に続く、自身13曲目のナンバーワンに輝くことも期待されていて、この曲は、実質『アンアポロジェティック』からのサードシングルにあたるが、セカンドシングルとしてカットされた「ポアー・イット・アップ」も、今週19位まで上昇し、登場10週目にしてトップ20位内に食い込んだ。

 次週の上昇曲候補として期待をされているもう1曲が、ジャスティン・ティンバーレイクの「スーツ&タイ」(5位)。いよいよ次週、ジャスティンの3作目となる『20/20 エクスペリエンス』が発売されるということで、既に初動50万枚突破が予想されている本作は、アルバムチャート首位デビューは堅いだろう。ということは、必然的に先行シングルである「スーツ&タイ」も、プロモーションとしてエアプレイ数が圧倒的に上昇するわけで、トップ3入りはもちろん、シングル、アルバム共に制覇する可能性も高い。アルバムリリース前、早くもセカンドシングルとしてカットされた「ミラーズ」も、先週の97位から77位に20ランクアップ。

 トップ10位下からのアプローチは、13位に上昇中のピットブル「フィール・ディス・モーメント」。クリスティーナ・アギレラをゲストに迎えたこのナンバーはピットブルらしいアップチューンで、85年に首位(同年年間10位)を獲得した、アーハの「テイク・ミー・オン」を大胆にサンプリングしたエレクトロ・ポップ。アギレラにとっても、2年前にナンバーワンを獲得した、マルーン5との「ムーヴス・ライク・ジャガー」に続くトップ10ヒットになることにも期待が寄せられる。

 今週のトピックスとして、未だ14位にランクインしているルミニアーズ「ホー・ヘイ」が、登場40週目を突破するロングセラー記録を打ち出したこと、グラミー賞受賞つながりでは、ファンの「サム・ナイト」が55週を突破(39位)。27週目にして27位に停滞中のPSY「江南スタイル」が、首位のバウアー「ハーレム・シェイク」の影響を受けてか、ポイントを再び伸ばしている。

 今週、アルバム首位デビューした、ルーク・ブライアンの「バズキル」が、74位に初登場ナンバーワン人気でデビュー。カントリー界からは、以下84位にティム・マックグロウ、97位にブラッド・ペイズリーが初登場している。

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