2022/01/24
毎年開催されている【レコード・ストア・デイ】(RSD)の15周年を記念して、テイラー・スウィフトが初代【RSD】グローバル・アンバサダーに就任することがわかった。
今回の発表で、【RSD】はテイラーの再録アルバム『フィアレス(テイラーズ・ヴァージョン)』と『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』にちなんで、「【RSD】アンバサダー(テイラーズ・ヴァージョン)」とSNSに綴り、「世界中の独立系レコード店の文化を祝う手伝いをする初代グローバル【レコード・ストア・デイ】アンバサダーに就任いただき、感謝します@taylorswift」と続けた。
今年の【RSD】は4月23日に開催予定で、テイラーによるタイトルを含む【RSD】リリース作品の公式リストは近日中に発表される。
テイラーは声明で、「今年の【レコード・ストア・デイ】のアンバサダーを務めることをとても誇りに思います」と述べた。「新旧の音楽を見て回ったり、探索したり、発見するこれらの場所は、私にとって常に神聖なものでした。音楽を愛する情熱を永続させ、培う手助けをするレコード店はとても重要です。レコード店はライブ・イベントの場所でもあります。音楽を心の底から純粋に愛する人々を雇用しています。彼らやレコード店はここ数年大変な時期を過ごしました。このような小規模のビジネスが生き残り、風変わりで、そして個性的でいられるように、私たちはこれまで以上に支援する必要があります。ここ数年、アナログ・レコードの売り上げが伸びているのを目にするのは本当に喜ばしいことです。私たちアーティストは、この嬉しいサプライズをファンに感謝しなければなりません。皆さん、ハッピー【レコード・ストア・デイ】!どうか、安全にしてください」と続けた。
今回の【RSD】の発表は、2020年の新型コロナウイルスのパンデミック初期にも触れており、テイラーは「さらに一歩進んだ支援を行い、サイン入りのCDが手に入る全米のレコード店にファンを誘導し、ビジネスの見通しが立たない時に必要な集客と注目を集めた」と振り返った。また、「彼女は自身がよく知るナッシュビルにあるGrimey's New and Pre-loved Musicという店にも思いやりのある行動をした」と付け加えた。
同レコード店のアナ・ランディとドイル・デイビスは声明で、「テイラー・スウィフトが2022年の【レコード・ストア・デイ】アンバサダーだと知って感激しています!」と述べた。「スウィフトは、特にパンデミック初期の暗い時期に私たちの店を支援し、スタッフをサポートするために直接寄付をしてくれただけでなく、熱心なファンが彼女のサイン入りのCDを求めて独立系レコード店を初めて訪れるなど、独立系レコード店への愛とサポートを示してくれました。スウィフトがアーティストとして成長するにつれ、私たちは彼女のファンも一緒に成長するのを見てきました。彼女が自身の音楽権利を管理し、ジャック・アントノフやアーロン・デスナーといった私たちの店でその音楽が何年も共振してきたアーティストと一緒に仕事をすることを嬉しく思います。2022年の【RSD】アンバサダーとして、これ以上相応しい人はいないでしょう!」と続けた。
テイラーは、過去に何度も【RSD】をサポートしており、アルバム『1989』と『スピーク・ナウ』のスペシャル・バージョンやハイムと共演した「ガソリン」の7インチのシングル・バージョンをリリースしている。
【RSD】共同設立者のキャリー・コリトンは声明で、「もちろん、【RSD】アンバサダーの役割は、これらの特別な場所に光を当てるという我々の仕事に役立つという意味で、我々が真剣に取り組んでいるものです」と述べた。「我々は“就任者”の人選には慎重で、アンバサダーは純粋にレコード店を愛し、それらを祝う方法について創造的であることが重要だと考えています。ですが、一番は本人に楽しんでもらうための称号です。我々は【RSD 2022】のアンバサダーが、楽しむことが大好きで、音楽が大好きで、レコード店を愛していることを知っています。15回目の【レコード・ストア・デイ】で、我々はそのすべてを実践し、たまたま地球上で最も影響力のあるアーティストの一人である女性とチームを組むことになりました」と続けた。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像