2022/01/20
カーディBが、自身の出身地である米ニューヨークのブロンクス地区で、2022年1月9日に発生したアパートの大規模火災で犠牲になった17人の葬儀費用を負担すると申し出た。
彼女は米ビルボードに対し、「私はブロンクス出身であることを非常に誇りに思っていますし、今でもそこに住んで働いている家族や友人が大勢います。ですから、今回の火災と被害者の方々のことを聞いた時、何かお手伝いをしなければならないと思いました。犠牲者のご遺族が経験されている痛みや苦悩を想像することは到底できませんが、愛する人を埋葬する費用の心配がなくなることで、彼らが前進し、癒される助けになることを願っています」と、声明で述べている。
ブロンクスの19階建て、120戸のアパートを瞬く間に焼き尽くしたこの火災では、2歳から50歳までの幅広い年齢層の犠牲者が出ており、複数の家族全員が犠牲になるなど、同市にとって30年以上ぶりの大火災となった。カーディは、「この恐ろしい悲劇に見舞われた全ての人々に祈りと哀悼の意を表します」と述べている。
カーディの寛大な申し出を最初に報じたTMZによると、彼女は葬儀と埋葬の両方の費用を負担すると提案し、全ての葬儀が含まれていることを確認するために、“Mayor’s Fund to Advance New York City”(ニューヨーク市を前進させる市長の基金)と協力している。ニューヨークのエリック・アダムス市長はプレス・リリースで、カーディの申し出に感謝していると述べ、「犠牲者の遺族に重要な経済的支援を提供してくれた彼女は、マイクを使っている時もそうでない時も真のスーパースターです。ニューヨーク市は、彼女に感謝すると同時に、この困難な時期に復興すべく支援を必要としている近隣住民の方々のために即座に手を差し伸べてくださった草の根の寄付者や企業パートナーにも永遠に感謝するでしょう」とコメントしている。
調査は現在も続いているが、出火の原因はスペース・ヒーターの不具合に加え、2つの室内ドアが開いたままだったために煙が廊下に充満して悪化したのではないかと考えられている。
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