2022/01/18
現地時間2022年1月14日、トーマス・レットが6thスタジオ・アルバム『ホエア・ウィ・スターテッド』を4月1日にリリースすることを発表した。同時にトラックリストも解禁され、ジョン・ベリオン、ジェシー・フレージャー、アシュリー・ゴーリーと共作したタイトル曲「Where We Started」がケイティ・ペリーとのデュエットであることが明らかになった。
アルバムのティーザー動画をインスタグラムに投稿したレットは「このアルバムには様々なリスナーのための楽曲が収録されていて、皆さんに聴いてもらうのが待ちきれません!」とキャプションし、「準備ができてる人は?!」とファンに問いかけた。
【第64回グラミー賞】にて「Country Again」が<最優秀カントリー・ソング>にノミネートされているレットは、新作に収録されている15曲中14曲の共同ソングライターとしてクレジットされている。プロデュースは、ジェシー・フレージャーに加え、ダン・ハフ、Matt Dragstremが手掛けた。
アルバムには、カントリー界からもコラボレーターが数名参加しており、「Half of Me」ではライリー・グリーン、「Death Row」ではラッセル・ディッカーソン、フロリダ・ジョージア・ラインのタイラー・ハバードを迎えている。レットは、過去にクリスチャン・コンテンポラリー・アーティストのクリス・トムリンによる2015年のコラボ・アルバム『クリス・トムリン&フレンズ』で、同作をプロデュースしたハバードとタッグを組んでいる。またレットは、2015年にフロリダ・ジョージア・ラインとツアーを行っており、ディッカーソンはレットの2019年のツアーでオープニング・アクトを務めていた。
アルバム収録曲「Slow Down Summer」は、現在米ビルボード・カントリー・ソング・チャート“Hot Country Songs”を急上昇中だ。レットは、新作がパンデミックの影響でツアーから離れなければならなくなってしまったこと、そしてファンの前で再び演奏できるようになったことにインスパイアされていると語っている。
「エンターテイナーのマインドセットになり、ステージに戻ることは、自分に強い高揚感を与えました」と彼は声明で述べ、「それが1年半も感じられず、再び初めて感じるというのは、世界一クールなフィーリングです。これが今自分の頭にあることで、これらの楽曲が生まれた場所でもありますー中には、自分が一部になれた、これまででに最もお気にりの曲もあります。現在人生を心から楽しんでいます。父親になり、素晴らしいアーティストとコラボし、友人たちとライブを行い、微笑む人々の顔をステージから見ることは、本当に自分の魂を満たしてくれました」と説明している。
レットは、昨年リリースしたアルバム『カントリー・アゲイン:サイドA』の続編となる『サイドB』を発表する予定だったが、新たに行ったソングライティング・セッションが、最新アルバム『ホエア・ウィ・スターテッド』の制作とリリースをインスパイアしたそうだ。なお、『サイドB』は、今年後半に発売予定となっている。
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