2022/01/14
現地時間2022年1月13日、ワクチン接種を完了していたR&B界のレジェンドであるロバータ・フラックが、今月上旬に新型コロナウイルス陽性となったことを発表した。彼女は声明で、新型コロナウイルスの闘病体験について語り、ワクチン接種を受けていないファンに接種を行うよう勧めた。
1973年の「ザ・ファースト・タイム・エヴァー・アイ・ソー・ユア・フェイス」や1974年の「やさしく歌って」(原題:Killing Me Softly With His Song)などのヒット曲で知られる【グラミー賞】受賞者で、現在84歳のフラックは、「ワクチンとブースターには効果があり、重症化や入院から私を守ってくれました」と述べ、「その代わり、倦怠感や発熱、軽い鼻づまりで体調を崩しました。自宅で療養し回復に努めました」と続けた。彼女は「今日は体調がとても良くなりました。今週の再検査で陰性になるまで、自宅で隔離生活をしています。私はワクチンとブースターが有効であることを証言します。まだの方は、是非ワクチンを接種してください」と促した。
フラックのワクチンとブースター接種の奨励は、米国で記録的な感染率をもらたし急速に広がっているオミクロン株に全世界が対応している最中に行われた。新型コロナウイルスの感染急増により、医療や教育に大きな負担がかかり、前例のない数の感染した生徒と教師に対処するために、多くの地区でオンライン学習が再開されている。また、ツアーやフェスティバルなどもキャンセルや延期を余儀なくされている。
自身の新型コロナウイルスの闘病体験を共有し、ワクチン接種の重要性を訴えているのはフラックだけではない。先週、ブレイクスルー感染したことを明かしたシンガー・ソングライターのジェイソン・イズベルは、「副鼻腔炎に、喉がイガイガして、筋肉痛もあったが、咳や呼吸の問題はない。ブースターを接種しておいて、本当に良かった」と綴っていた。
他にもジョン・メイヤー、LL・クール・J、KISSのポール・スタンレーといったミュージシャンらが、最近陽性診断を公表している。ポール・スタンレーは、新型コロナウイルスに感染してから6か月後の先月下旬に再感染した。彼は自身のアップ写真に「家族全員が感染したんだ。私は倦怠感があり、鼻水が出ている」とキャプションを付けてインスタグラムに投稿し、「家族のほとんどは全く症状がありません。どうこうしろと言いませんが、私はワクチンを接種をしていて本当に良かったです」と続けた。
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