2022/01/13
現地時間2022年1月12日、レディー・ガガ、ジャレッド・レト、ジェニファー・ハドソン、セレーナ・ゴメスなど多くのミュージシャンが【全米俳優組合賞】にノミネートされた。
映画『ハウス・オブ・グッチ』からは、レディー・ガガが<主演女優賞>、ジャレッド・レトが<助演男優賞>の候補に挙がっている。また、二人とも同作で<キャスト賞>の一員としてノミネートされている。レトは8年前に映画『ダラス・バイヤーズクラブ』で<助演男優賞>を受賞し、その後【アカデミー賞】も獲得した。
ウィル・スミス、ジェニファー・アニストン、そしてリース・ウィザースプーンらも2部門にノミネートされている。スミスは、映画『ドリームプラン』で<主演男優賞>と<キャスト賞>の一員としてノミネートされた。
【全米俳優組合賞】は、映画とテレビの両方を網羅しているため、故アレサ・フランクリンを描いた2作品がノミネートされた。ジェニファー・ハドソンは映画『リスペクト』で<主演女優賞>に、シンシア・エリヴォは伝記ドラマ『ジーニアス:アレサ』で<女優賞(テレビ映画・リミテッドシリーズ部門)>にノミネートされた。ハドソンは15年前に映画『ドリームガールズ』で【全米俳優組合賞】と【アカデミー賞】を受賞した。
今回ハドソンが映画『リスペクト』でノミネートされたことで、彼女が【アカデミー賞】の<主演女優賞>にノミネートされる確率が高くなった。彼女はすでに「ヒア・アイ・アム(シンギング・マイ・ウェイ・ホーム)」の共作者として【アカデミー賞】の<歌曲賞>のショートリストに選出されている。もしハドソンが両部門でノミネートされれば、5年連続で同一人物が同じ年に両部門でノミネートされることになる。これまでに、メアリー・J.ブライジ(2017年『マッドバウンド 哀しき友情』)、レディー・ガガ(2018年『アリー/スター誕生』)、シンシア・エリヴォ(2019年『ハリエット』)、そしてレスリー・オドム・Jr(2020年『あの夜、マイアミで』)がこの偉業を達成している。
セレーナ・ゴメスは、スティーヴ・マーティンとマーティン・ショートと共演したドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』で<アンサンブル賞(コメディ・シリーズ)>の候補に挙がった。しかし、個人としてのノミネートはされなかった。一方、スティーヴ・マーティンとマーティン・ショートは<男優賞(コメディ部門)>にノミネートされた。
アリアナ・デボーズは、映画『ウェスト・サイド・ストーリー』のアニタ役で<助演女優賞>にノミネートされた。彼女は、1月9日の【第79回ゴールデン・グローブ賞】で<助演女優賞>を受賞した。1961年の映画『ウェスト・サイド物語』に出演したリタ・モレノは同役で【アカデミー賞】と【ゴールデン・グローブ賞】の両方を獲得した。
映画『アリー/スター誕生』でレディー・ガガと共演したブラッドリー・クーパーは、映画『リコリス・ピザ』で<助演男優賞>にノミネートされた。
ミュージカル映画のリバイバルのきっかけとなった2001年の映画『ムーラン・ルージュ』に主演したニコール・キッドマンとユアン・マクレガーもノミネートされた。キッドマンは映画『愛すべき夫婦の秘密』のルシル・ボール役で<主演女優賞>に、マクレガーはリミテッド・シリーズ『ホルストン』のホルストン役で<男優賞(テレビ映画/リミテッド・シリーズ部門)>にノミネートされた。
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