2022/01/11
1月10日に開催された【第100回全国高校サッカー選手権大会】決勝戦にて、試合前に上白石萌音が登場し、今大会の応援歌となっている「懐かしい未来」を熱唱。圧巻の歌唱力で感動の渦を巻き起こした。
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』での朝ドラ主演に加えて、『NHK紅白歌合戦』にも初出場。女優としても歌手としてもさらなる評価を獲得し、唯一無二の存在となった彼女は、2022年の幕開けと共に新曲「懐かしい未来」をリリース。頑張っている人を応援する “懐かしい未来”プロジェクトのひとつとして制作されたミュージックビデオも話題を呼ぶ。前述通り同曲は【第100回全国高校サッカー選手権大会】の応援歌として制作された。
<国立競技場に鳴り響いた応援歌「天空に突き抜ける歌声」>
そうして1月10日に国立競技場にて行われた大津(熊本)×青森山田(青森)による決勝戦の試合前、上白石は同曲の作詞作曲を手掛けた森山直太朗と共にグラウンドに登場。両校の選手たちに向けて「懐かしい未来」を熱唱した。
悠遠の風のように走れ──と小さな体から想いを爆発させながら歌い届ける彼女の姿に、観客からは大歓声が鳴り響き、その後SNS等でも「歌を聴きながら涙が出てきました」「歌すごすぎて鳥肌立った」「天空に突き抜ける歌声で感動した」と称賛の声が相次いだ。
「懐かしい未来」は、高校時代はサッカー部に所属していた森山直太朗からの「上白石萌音に歌ってもらいたい」というラブコールがきっかけの応援歌だが、どうしてこんなにも選手に限らず聴く人の琴線に触れるのか。
<未来へ立ち向う人々の応援歌>
コロナ禍でそれまでの“あたりまえ“を失った人々にもう一度「懐かしい未来」へ向かって進んでいこうと思わせる歌詞だからかもしれないし、涙を堪えながら日々頑張っている者たちへ“君は一人じゃない 君は一人じゃない”と優しく訴え掛けてくるからかもしれない。もちろん、ダイナミックに展開するサビのメロディーに心打たれる人もいるだろう。しかし、何よりもこの楽曲が聴き手の心を鼓舞させる要因は、上白石萌音の歌唱力だ。
彼女の伸びやかな歌声は透明感があり美しい。しかしその上で、人間の営みに寄り添う包容力と、心の靄(もや)を一気に晴らす爆発力も兼ね揃えており、そんな歌声で「懐かしい未来」を構成しているのだ。
もう二度とない今から未来へ駆け抜けていくストーリーと純度高く一体化したことで、国立競技場からリスナーそれぞれの日常に至るまで、多くの涙を誘った。今後は、高校サッカーのみならず、受験や卒業、入学、入社などなど、未来へ立ち向かっていくすべての人々にとっての応援歌として、「懐かしい未来」は広く愛されていくだろう。
テキスト:平賀哲雄
◎リリース情報
配信シングル『懐かしい未来』
2022/01/01 RELEASE
楽曲配信リンク:
https://lnk.to/natsukashiimirai
◎『懐かしい未来』ミュージックビデオ
https://youtu.be/7NHagtFrp6Y
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