2013/03/12
NHKのBS時代劇「妻は、くノ一」で夫婦役を演じた瀧本美織(左)と市川染五郎
NHKのBS時代劇「妻は、くノ一」の初回完成披露会見が12日、東京都内で行われ、主演の市川染五郎、初の時代劇出演となった瀧本美織が出席した。
本作は、風采の上がらない天文マニアの平戸藩士(染五郎)と、幕府のお庭番で偵察として嫁いだくノ一(瀧本)の偽りから始まった夫婦の恋の行方を描く。
瀧本は「時代劇は初めてでしたけど、自分が一番やりたかった役かもしれない。強い女性が大好きなので」と自信をのぞかせた。本格的なアクションシーンについては「アクション監督さんにいつも褒められて、調子に乗ってました。刀を持つのも初めてで、くノ一の格好が一番好き。コスチュームが欲しいです」と笑顔で語った。
染五郎も、“妻”の勇姿を「自分の撮影が終わった後に少し残って見たりして、かっこよかった」と太鼓判。染五郎にとって本作は昨年8月の大けが後の復帰作。撮影は年末年始に行われたが、「京都映画撮影所(松竹京都撮影所)に行けたというのが幸せでした。撮影所は何度も行ってましたから、戻ってこられて幸せと思った」と感慨深げに振り返った。
ドラマはBSプレミアムで4月5日午後8時からオンエア(全8回)。
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