2013/03/12
昨日3月11日の日本武道館公演で、抜群の歌唱力とそのパワフルなパフォーマンスで往年のファンも唸らせたジャーニーの現ヴォーカリスト、アーネル・ピネダ。そんな彼がジャーニーとの初ライブの舞台裏を激白した映像が解禁された。
元ホームレスだったアーネルのサクセス・ストーリーを描いたドキュメンタリー映画『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』劇中にて、ジャーニーという伝説的バンドのヴォーカルを務めるにあたり、2008年のチリでの初ステージ前には想像を絶するプレッシャーに襲われた事実を告白。準備万端で不安はなかったという彼だが、ライブ直前で急に映画のように音が消え、すべてがスローモーションに動く感覚の中、思わずギタリストのニール・ショーンに「うちに帰ってもいい?」と聞いたエピソードが明かされている。
さらにはニールからオーディションの連絡が来たときのことを「まるでおとぎ話だよ。現実感がなくてずっと夢を見ているみたい。」と当時を振り返り、ヴォーカルとしての活動を始めてからも「世界一恐ろしい仕事だよ。最高に刺激的だけどやっぱり恐ろしい。僕が相手にするのは何百万人というジャーニーの大ファンだからね。」と謙虚な姿勢も見せている。当然彼に対して反感を抱くファンもいるが、彼らからの意見にさえ「気持ちはわかる」と真摯にファンと向きあう姿には彼の人柄の良さが伺え、ライブでも滲み出るのか、反感を跳ね返し、往年のファンからもその信頼を勝ち取った。
無名のフィリピン人シンガーだったアーネル・ピネダ。彼がいかにして伝説のロック・バンド、ジャーニーのボーカルになったのか…歌うことを教えてくれた最愛の母の死、一家離散に2年間もの路上生活と、壮絶な過去を乗り超えてきたアーネルのサクセス・ストーリーを描いた『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』は、いよいよ今週末3月16日から公開となる。
◎ジャーニーの新ヴォーカリスト、初ライブの舞台裏を激白!?
(http://youtu.be/wPvzlJS3TvQ)
◎作品情報
『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』
監督・脚本・プロデューサー:ラモーナ・S・ディアス
出演:ニール・ショーン(本人)/ ジョナサン・ケイン(本人)/ ロス・ヴァロリー(本人)/
ディーン・カストロノヴォ(本人)/ アーネル・ピネダ(本人)
2012年/アメリカ/ 英語/ドキュメンタリー/ 105分
提供:ファントム・フィルム/キングレコード
配給:ファントム・フィルム
INFO: http://www.journey-movie.jp
◎来日公演情報
3月11日(月)日本武道館 公演終了
3月12日(火)グランキューブ大阪
3月14日(木)広島文化学園HBGホール
3月15日(金)名古屋市公会堂
3月17日(日)金沢歌劇座
INFO: ウドー音楽事務所 03-3402-5999
Photo:(C)2012 Everyman's Journey, LLC.
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