2021/12/21 12:30
ニルヴァーナのフロントマン、故カート・コバーンが、映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』でロバート・パティンソンが演じる主人公ブルース・ウェインのモデルになっていたことを監督のマット・リーブスが明かした。
現地時間2021年12月18日に公開された英エンパイア誌とのインタビューで、リーブスは「(脚本を)書くとき、音楽を聴きながら行うのですが、序幕を執筆をしている際、ニルヴァーナの“サムシング・イン・ザ・ウェイ”をかけたんです」と話した。「その時、我々が過去に見たことがあるプレイボーイではなく、とても悲劇的な体験をした世捨て人という異なるバージョンのブルース・ウェインにすることを思いつきました。それが、ガス・ヴァン・サントの“ラスト・デイズ”と(映画の中で)老朽化が進む邸宅で暮らす、カート・コバーンから着想を得た主人公のイメージに結びついていったんです」と彼は続けた。
2022年3月11日に日本公開される映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』ではロバート・パティンソンが主役を務めるが、彼が役にピッタリの俳優だったとリーブスは同インタビューで太鼓判を押している。パティンソンの主演作『グッド・タイム』に触れ、「あの映画では、彼の脆さや絶望を強く感じとることができ、同時に彼の力強さも感じられます」と述べると、「これは素晴らしいバランスだと思います。それに彼はカート・コバーンのように見た目がロックスターぽくもありますが、世捨て人にもなりうると感じるんです」と話した。
2020年8月に解禁された映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のトレイラー映像には、ニルヴァーナの「サムシング・イン・ザ・ウェイ」のオーケストラ・バージョンが起用されていた。映画では、ゾーイ・クラビッツがキャットウーマン、ポール・ダノがリドラー、ジェフリー・ライトがジェームズ・ゴードン、アンディ・サーキスがアルフレッド、ジョン・タトゥーロがカーマイン・ファルコーネを演じている。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像