ブラック・アイド・ピーズとのコラボ曲「ガール・ライク・ミー」のダンス・チャレンジがバイラル・ヒットとなったラテン界のスーパースター、シャキーラが、米NBCの新ダンス・コンペティション番組をエグセクティブ・プロデュースし、出演もすることが発表された。

　2020年の年末、シャキーラは、ジェーン・フォンダのワークアウト・ウェアにインスパイアされた「ガール・ライク・ミー」のMVで披露したダンスをファンに教えるために、同曲のダンス・チャレンジをTikTokで開始。すると動画は瞬く間に拡散され、楽曲は世界的に知られることとなった。

　『Dancing With Myself』と題されたシャキーラの新番組は、世界中の才能溢れるダンサーを発掘することを目的としている。様々なバックグラウンドを持つ参加ダンサーたちは、毎週シャキーラや出演するセレブたちが考えたチャレンジに挑戦し、それぞれのポッドの中で振り付けを素早く学ぶとともに、自身の個性を注入し、それを観客の前で生パフォーマンスしなければならない。シャキーラと審査員たちは、各ラウンドで参加者に助言を与えることができるが、最終的にどの参加者が＜Best Dancer of the Night＞の称号と賞金を手にするのかは観客が決定する。

　今回の発表に際して、シャキーラは、「クリエティブな瞬間とそれがいかに自己表現につながっていくのか、さらにはどのように連帯感を生むことに貢献するのかに重点を置いたダンス・コンペティション番組の一員になれて興奮しています」と声明で述べ、「私も個人的に、これまでに見ることができた才能にとても驚いています。これはソーシャル・メディア上で自身のプラットフォームを持つことができるおかげです。私の人生を通じて、ダンスは素晴らしく強力な力となっており、その変化を促す力や勇気づける力、そして楽しさを世界に見せるのが待ちきれません」と続けた。