2013/03/06
7月に開かれるボーイスカウトの米国内イベント【ナショナル・スカウト・ジャンボリー】に出演を予定していたカーリー・レイ・ジェプセンだが、同団体がゲイのメンバーを追放したことを理由に出演をキャンセルした。
ジェプセンは3月5日の朝、「私は全ての人々が平等であることを信じるアーティストとして、今夏の“ボーイ・スカウト・オブ・アメリカン・ジャボリー”に出演しません。私はこれまでも、そしてこれからもLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)のコミュニティを世界規模でサポートし続けます。この国や世界中でゲイの権利のために闘いが続く中、絶えず変わる状況について常に注目しています」とツイートした。
なお、同じく出演を予定していたトレインも、同様の理由で彼女より先に出演を取りやめている。署名サイト“Change.org”にて、両アーティストへコンサートを辞退するよう嘆願書が出されており、GLAAD(中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟)もこれをサポートしている。
100年の歴史をもつボーイスカウトは、公然とゲイを排除する行為によりここ数年激しい非難を浴びている。1月にはその差別的なルールが取りざたされ、内部で議論されているとの噂が聞こえたものの、結局この件に関しては5月の年次会合での投票に委ねられるようだ。
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