2021/11/11
ビーチ・ハウスが、初の完全セルフ・プロデュース作で、全4章から成る最新作『ワンス・トゥワイス・メロディ』を2022年2月18日にリリースすることを発表し、第1章の4曲を公開した。
『ワンス・トゥワイス・メロディ』はビーチ・ハウスにとって、8枚目のアルバムだ。全4章で構成され、18曲が収録される。ドラムのない曲、アコースティック・ギターを中心とした曲、ギターが使用されていないほぼエレクトロニックな曲、彷徨う反復的なメロディ、ストリングス・セクションを中心に構築された曲など、ここでは様々な種類のスタイルとソング・ストラクチャーを聴くことができる。また、リスナーが過去のビーチ・ハウスのレコードに関連付けることができるドラムマシン、オルガン、キーボード、トーンの大部分は、多くの楽曲に存在し続けている。
ビーチ・ハウスは、リード・シンガー兼マルチインストゥルメンタリストのヴィクトリア・ルグランと、ギタリスト兼マルチインストゥルメンタリストのアレックス・スカリーによるバンドで、彼らはすべての曲を一緒に書くが、『ワンス・トゥワイス・メロディ』は、バンドによって完全にプロデュースされた最初のアルバムとなる。
生のドラムはジェームス・バローネ(2018年のアルバム『7』と同様)によるもので、米ミネソタのスタジオPachydermと、米ロサンゼルスのスタジオUnitedでレコーディングされた。また、初めて生のストリングスも使用され、アレンジはデイヴ・キャンベルが手掛けた。
アルバムの曲作りとレコーディングは2018年に始まり、2021年7月に終了した。10年ほど前の曲も存在するが、大半はこの間に書かれた。レコーディングのほとんどは米ボルチモアのスタジオApple Orchardで実施された。ミックスは主にアラン・モウルダーが行ったが、幾つかのトラックはシーザー・エドモンズ、トレヴァー・スペンサー、デイヴ・フリッドマンが手掛けた。
◎リリース情報
アルバム『ワンス・トゥワイス・メロディ』
2022/2/18 RELEASE
<トラックリスト>
(Chapter 1)
1. Once Twice Melody
2. Superstar
3. Pink Funeral
4. Through Me
(Chapter 2)
5. Runaway
6. ESP
7. New Romance
8. Over and Over
(Chapter 3)
9. Sunset
10. Only You Know
11. Another Go Around
12. Masquerade
13. Illusion of Forever
(Chapter 4)
14. Finale
15. The Bells
16. Hurts to Love
17. Many Nights
18. Modern Love Stories
Photo: David Belisle
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