2021/11/03
2019年にリリースしたアルバム『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』が、キャリア3作目の全米チャート1位、そして2作目の【グラミー賞】を獲得した、米NY出身バンド=ヴァンパイア・ウィークエンド。同作に収録されている「2021」が、細野晴臣の「TALKING」という楽曲をサンプリングしていることで、国内外で大きな話題を呼んだが、今年12月22日に、ヴァンパイア・ウィークエンドの「2021」と細野晴臣「TALKING」が、コラボレーション12インチ・シングル「Watering a flower 2021」としてリリースされることが決定した。
本企画は、2019年にリリースされた「2021」という楽曲で、細野晴臣が1984年にリリースした『花に水』収録の「TALKING」を大胆にサンプリングしたことをきっかけに、細野晴臣からヴァンパイア・ウィークエンドへスプリット盤のリリースをオファーしたことにより実現。A面には細野晴臣の「TALKING」が初アナログ・レコード収録され、B面にはヴァンパイア・ウィークエンドの「2021」のオリジナル・ヴァージョンに加え、本企画のために新たに録り下ろされた新ヴァージョン「2021 (2021 Version)」も収録された、超豪華盤となっている。
今回のコラボレーションに際し、ヴァンパイア・ウィークエンドは、「細野晴臣さんは伝説的なアーティストであり、“花に水”は美しい音楽作品です。“2021”でこの曲のサンプル使用の許可を頂いた時は感激しました。この曲をご本人が気に入ってくださって、“新鮮”だと思ってくださったことを、光栄に思います。このスペシャルなアナログ盤でコラボレーションができたことは夢のようです」とコメントしている。
更に、同作品のジャケット写真は、女優、モデル、デザイナーとしてマルチに活躍している水原希子がアート・ディレクションしていることも発表された。海外のツアーにも追っかけで行ったほどの細野ファンでありながら、細野の舞台『イエローマジックショー3』や映画『NO SMOKING』にも出演し、ラジオ番組『Daisy Holiday!』の常連ゲストでもあるなど、本人との親交も深いことで知られる彼女。今作のジャケット写真は水原希子プロデュースにより、台湾のデザイナーであるTeng Yung Han(涵洞)がアート・デザインを手がけている。
◎リリース情報
12インチ『Watering a flower 2021』
細野晴臣 / ヴァンパイア・ウィークエンド
2021/12/22 RELEASE
VIJL-60274 / 2,750円(tax incl.)
<トラックリスト>
SIDE A-1 :TALKING: Chit-chatting This and That About You / 細野晴臣
SIDE B-1 :2021 / Vampire Weekend
SIDE B-2 :2021 (2021 Version) / Vampire Weekend
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