2021/11/03
スピリチュアライズドが、ニュー・アルバム『エヴリシング・ワズ・ビューティフル』を2022年2月25日にBella Unionよりリリースすることを発表した。同時にアルバムのオープニング・トラック「Always Together With You」も公開された。
コロナ禍の為、ロックダウンや孤独の中にある人もいたが、逆境の中、成長した人もいた。「まるで生涯、トレーニングをしているように感じた」とジェイソン・ピアースことJ・スペースマンは語る。彼は孤立への愛について言及しており、孤独を「美しい孤独」へと再構成すると、それほど悪いものではないと考えている。彼は空の「ローマン・ロンドン」を歩き、そこではサイレンさえ歌うことを止め、鳥のさえずりに満ち、飛行機雲は一切なかった。鳥の鳴き声と散歩しながら、彼は自分の頭の中で鳴っている全ての音楽を聴いて理解しようとした。しかし、この9枚目のアルバムのミックスはまだ、上手くいかなかった。
スペースマンは『エヴリシング・ワズ・ビューティフル』で16種類の楽器を演奏している。それは、自分の家だけではなく、11の異なるスタジオで行われた。また、彼は30人以上のミュージシャンやシンガーを雇った。その中には娘のポピー、長年のコラボレーターであり友人のジョン・コクソン、ストリングスとブラスのセクション、Whitechapel Bell Foundryの合唱団、フィンガー・ベル、チャイムが含まれていた。これは、多くの事が進行している事を意味していた。
「様々な情報があったので、僅かな動きにより、ミックスのバランスが崩れた。しかし、何度も繰り返すことが僕にとっては重要だ。制御不能になっているわけではない。繰り返す度に良い物を残す。人はミスを犯すが、そのミスの幾つをも保持する。これが、ある種の達成の方法だ。最終的にそこに行き着く」とスペースマンは語る。
最終的にミックスはそこに到達して『エヴリシング・ワズ・ビューティフル』は完成し、『宇宙遊泳』期のライブ・アルバム『Royal Albert Hall October 10 1997』以来となるスピリチュアライズド史上、最も“ライブ”なサウンドを持った作品が生み出された。アートワークは再び、マーク・ファローがデザインしており、LPのアートワークからはピル・ボックスを作ることが出来る。
◎リリース情報
アルバム『エヴリシング・ワズ・ビューティフル』
2022/2/25 RELEASE
<トラックリスト>
1. Always Together With You
2. Best Thing You Never Had (The D Song)
3. Let It Bleed (For Iggy)
4. Crazy
5. The Mainline Song
6. The A Song (Laid In Your Arms)
7. I’m Coming Home Again
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