2021/10/29
現地時間2021年10月28日、【2021 アメリカン・ミュージック・アワード】(AMAs)のノミネート・アーティストと作品が発表され、オリヴィア・ロドリゴが今年最多となる7部門の候補にあがった。続くザ・ウィークエンドが6部門、バッド・バニー、ドージャ・キャット、ギヴィオンがそれぞれ5部門にノミネートされた。
また、テイラー・スウィフトが、8度目となる<アーティスト・オブ・ザ・イヤー>のノミネーションを獲得し、自身の記録を更新した。ドレイクは同部門5度目、アリアナ・グランデとザ・ウィークエンドは4度目、そしてオリヴィア・ロドリゴとBTSは、同部門初ノミネートとなった。この部門の最多受賞者はテイラーで、過去に6度栄冠を手にしている。彼女は【AMAs】史上最多となる32の賞をこれまでに授与されている。
今年の【AMAs】では、新たに3つの部門が新設された。TikTokでバイラル・ヒットとなった楽曲がノミネートされる<フェイヴァリット・トレンディング・ソング>、そして<フェイヴァリット・アーティスト(ゴスペル)>と<フェイヴァリット・デュオ/グループ・アーティスト(ラテン)>だ。
これによりラテン部門が今年さらに拡大され、ポップとカントリー部門同様に計5つの賞が授与されることになる。ラテン部門が初登場したのは、フリオ・イグレシアスが<フェイヴァリット・アーティスト(ラテン)>を受賞した1998年で、その後ジャンルとしてめまぐるしく発展してきたことが伺える。他ジャンルの賞の数は、ヒップホップとR&Bがそれぞれ4つ、ロック、インスピレーショナル、ゴスペル、ダンス/エレクトロニックが各1つの賞となっている。
また昨年BTS、ジョナス・ブラザーズ、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY:ザ・アルバム』がそれぞれ受賞した<フェイヴァリット・ソーシャル・アーティスト>、<フェイヴァリット・アーティスト(アダルト・コンテンポラリー)>、<フェイヴァリット・サウンドトラック>は今年廃止となっている。
ジャンル名もこれまでのポップ/ロックからポップ、ラップ/ヒップホップからヒップホップ、ソウル/R&BからR&B、オルタナティブ・ロックからロック、コンテンポラリー・インスピレーショナルからインスピレーショナルに簡略化され、エレクトロニック・ダンス・ミュージックはダンス/エレクトロニックに変更されている。
【AMAs】のノミネーションは、米ビルボード・チャートに反映されている主な音楽接触指標であるストリーミング、アルバム・セールス、ソング・セールス、ラジオ・エアプレイに基づいている。これらのデータは、米ビルボードとそのデータ・パートナーであるMRCデータによって集計されており、今回は2020年9月25日から2021年9月23日までが対象となっている。受賞者はファン投票によって決定する。今年は初の試みとして全ての部門にTikTokから投票可能となっている。投票は、各カテゴリーにおいて1日1回までとなる。
今年の【AMAs】の模様は、米LAのマイクロソフト・シアターから米東部時間11月21日午後8時より米ABCにて生放送される。
◎【2021 アメリカン・ミュージック・アワード】ノミネート・アーティスト&作品
<アーティスト・オブ・ザ・イヤー>
アリアナ・グランデ
BTS
ドレイク
オリヴィア・ロドリゴ
テイラー・スウィフト
ザ・ウィークエンド
<ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー>
24kゴールデン
ギヴィオン
マスクド・ウルフ
オリヴィア・ロドリゴ
ザ・キッド・ラロイ
<コラボレーション・オブ・ザ・イヤー>
24kゴールデンfeat.イアン・ディオール「Mood」
バッド・バニー&ジェイ・コルテス「DÁKITI」
クリス・ブラウン&ヤング・サグ「Go Crazy」
ドージャ・キャットfeat.シザ「Kiss Me More」
ジャスティン・ビーバーfeat.ダニエル・シーザー、ギヴィオン「Peaches」
<フェイヴァリット・トレンディング・ソング>
エリカ・バンクス「Buss It」
マネスキン「Beggin’」
メーガン・ザ・スタリオン「Body」
オリヴィア・ロドリゴ「drivers license」
ポップ・ハンナ「Adderall (Corvette Corvette)」
<フェイヴァリット・ミュージック・ビデオ>
シルク・ソニック(ブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク)「Leave the Door Open」
カーディ・B「Up」
リル・ナズ・X「MONTERO (Call Me By Your Name)」
オリヴィア・ロドリゴ「drivers license」
ザ・ウィークエンド「Save Your Tears」
<フェイヴァリット・男性アーティスト(ポップ)>
ドレイク
エド・シーラン
ジャスティン・ビーバー
リル・ナズ・X
ザ・ウィークエンド
<フェイヴァリット・女性アーティスト(ポップ)>
アリアナ・グランデ
ドージャ・キャット
デュア・リパ
オリヴィア・ロドリゴ
テイラー・スウィフト
<フェイヴァリット・デュオ/グループ・アーティスト(ポップ)>
AJR
BTS
グラス・アニマルズ
マルーン5
シルク・ソニック(ブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク)
<フェイヴァリット・アルバム(ポップ)>
アリアナ・グランデ『Positions』
デュア・リパ『Future Nostalgia』
オリヴィア・ロドリゴ『SOUR』
テイラー・スウィフト『evermore』
ザ・キッド・ラロイ『F*CK LOVE』
<フェイヴァリット・ソング(ポップ)>
BTS「Butter」
ドージャ・キャットfeat.シザ「Kiss Me More」
デュア・リパ「Levitating」
オリヴィア・ロドリゴ「drivers license」
ザ・ウィークエンド&アリアナ・グランデ「Save Your Tears (Remix)」
<フェイヴァリット・男性アーティスト(カントリー)>
クリス・ステイプルトン
ジェイソン・アルディーン
ルーク・ブライアン
ルーク・コムズ
モーガン・ウォレン
<フェイヴァリット・女性アーティスト(カントリー)>
キャリー・アンダーウッド
ギャビー・バレット
ケイシー・マスグレイヴス
マレン・モリス
ミランダ・ランバート
<フェイヴァリット・デュオ/グループ・アーティスト(カントリー)>
ダン+シェイ
フロリダ・ジョージア・ライン
レディ・A
オールド・ドミニオン
ザック・ブラウン・バンド
<フェイヴァリット・アルバム(カントリー)>
クリス・ステイプルトン『Starting Over』
ギャビー・バレット『Goldmine』
リー・ブライス『Hey World』
ルーク・ブライアン『Born Here Live Here Die Here』
モーガン・ウォレン『Dangerous: The Double Album』
<フェイヴァリット・ソング(カントリー)>
クリス・ステイプルトン「Starting Over」
クリス・ヤング&ケーン・ブラウン「Famous Friends」
ギャビー・バレット「The Good Ones」
ルーク・コムズ「Forever After All」
ウォーカー・ヘイズ「Fancy Like」
<フェイヴァリット・男性アーティスト(ヒップホップ)>
ドレイク
リル・ベイビー
マネーバック・ヨー
ポロG
ポップ・スモーク
<フェイヴァリット・女性アーティスト(ヒップホップ)>
カーディ・B
コイ・リレイ
エリカ・バンクス
メーガン・ザ・スタリオン
スウィーティー
<フェイヴァリット・アルバム(ヒップホップ)>
ドレイク『Certified Lover Boy』
ジュース・ワールド『Legends Never Die』
メーガン・ザ・スタリオン『Good News』
ポップ・スモーク『Shoot for the Stars Aim for the Moon』
ロッド・ウェーブ『SoulFly』
<フェイヴァリット・ソング(ヒップホップ)>
カーディ・B「Up」
インターネット・マネーfeat.ガンナ、ドン・トリヴァー&NAV「Lemonade」
Lil Tjay feat. 6LACK「Calling My Phone」
ポロG「RAPSTAR」
ポップ・スモーク「What You Know Bout Love」
<フェイヴァリット・男性アーティスト(R&B)>
クリス・ブラウン
ギヴィオン
タンク
ザ・ウィークエンド
アッシャー
<フェイヴァリット・女性アーティスト(R&B)>
ドージャ・キャット
H.E.R.
ジャズミン・サリヴァン
ジェネイ・アイコ
シザ
<フェイヴァリット・アルバム(R&B)>
ドージャ・キャット『Planet Her』
ギヴィオン『When It’s All Said and Done... Take Time』
H.E.R.『Back of My Mind』
ジャズミン・サリヴァン『Heaux Tales』
クイーン・ナイジャ『missunderstood』
<フェイヴァリット・ソング(R&B)>
シルク・ソニック(ブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク)「Leave the Door Open」
クリス・ブラウン&ヤング・サグ「Go Crazy」
ギヴィオン「Heartbreak Anniversary」
H.E.R.「Damage」
ジャズミン・サリヴァン「Pick Up Your Feelings」
<フェイヴァリット・男性アーティスト(ラテン)>
バッド・バニー
J.バルヴィン
マルーマ
オズナ
ラウ・アレハンドロ
<フェイヴァリット・女性アーティスト(ラテン)>
ベッキーG
カリ・ウチス
カロルG
ナティ・ナターシャ
ロザリア
<フェイヴァリット・デュオ/グループ・アーティスト(ラテン)>
Banda MS de Sergio Lizárraga
Calibre 50
Eslabon Armado
La Arrolladora Banda El Limón De Rene Camacho
Los Dos Carnales
Favorite Latin album:
バッド・バニー『El Último Tour Del Mundo』
カリ・ウチス『Sin Miedo (del Amor y Otros Demonios)』
カロルG『KG0516』
マルーマ『Papi Juancho』
ラウ・アレハンドロ『Afrodisíaco』
<フェイヴァリット・ソング(ラテン)>
バッド・バニー&ジェイ・コルテス「DÁKITI」
バッド・バニー x ロザリア「LA NOCHE DE ANOCHE」
ファルーコ「Pepas」
カリ・ウチス「telepatía」
マルーマ&ザ・ウィークエンド「Hawái (Remix)」
<フェイヴァリット・アーティスト(ロック)>
AJR
オール・タイム・ロウ
フー・ファイターズ
グラス・アニマルズ
マシン・ガン・ケリー
<フェイヴァリット・アーティスト(インスピレーショナル)>
CAIN
キャリー・アンダーウッド
エレヴェーション・ウォーシップ
ローレン・デイグル
ザック・ウィリアムズ
<フェイヴァリット・アーティスト(ゴスペル)>
カニエ・ウェスト
カーク・フランクリン
コリン・ホーソーン
マーヴェリック・シティ・ミュージック
ターシャ・コブス
<フェイヴァリット・アーティスト(ダンス/エレクトロニック)>
デヴィッドゲッタ
イレニウム
マシュメロ
リガード
ティエスト
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