2013/03/04
3月2日に幕張メッセで【U-EXPRESS LIVE 2013】が開催され、日本のトップミュージシャンらがリンゴ・スターと夢の共演を果たした。
日本と世界のリアルエンターテインメントを届けるグローバルなライブをコンセプトに、伝説ともいうべき偉人が名だたる重鎮プレイヤーらを率いて大名曲を披露する“リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンド”の出演で話題を集めていたこのイベント。当然、日本人ミュージシャンのラインナップも豪華で、まずはNew Breakthrough ACTとしてハジ→、GILLE、FUZZY CONTROL、Ms.OOJAがそれぞれにフレッシュなパフォーマンスで盛り上げた。
本編に入ってからのラインナップは圧巻だ。トップバッターのPerfumeが『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』主題歌の新曲「未来のミュージアム」で熱狂を呼び起こせば、2番手のKARAは3月27日リリースのニューシングル『バイバイ ハッピーデイズ!』をライブ初披露。アジアンアメリカングループ初のBillboard HOT100 シングルチャート3週1位という経験を持つFAR EAST MOVEMENTがYouTubeで4600万再生突破の「ターン・アップ・ザ・ラヴ feat. カヴァー・ドライヴ」で野太いビートを響かせ、キム・ヒョンジュンは会場が緑色のペンライトで埋め尽くされる圧巻の光景を生み出し、人気の高さを改めて証明してみせた。
そしてナオト・インティライミが全出演陣とのエピソードを披露するパーフェクトなMCで観衆のハートをガッチリキャッチし、終盤にダンスビートを続けて会場全体を踊らせるライブ巧者っぷりを見せつけたその後。遂に登場したのがリンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドだ。
トッド・ラングレン、スティーヴ・ルカサー(TOTO)、リチャード・ペイジ(Mr.ミスター)、グレッグ・ローリー(サンタナ、ジャーニー)、マーク・リヴェラ、グレッグ・ビゾネット。昨年の北米ツアーや今年に入ってニュージランド、オーストラリア、そして日本を巡った環太平洋ツアーと同じメンバーに続いて現れたリンゴ・スターがダブルピースを掲げると、会場からはこの日一番の大歓声が鳴り響いていく。
フェススタイルのステージとあって演奏時間は45分と短め。それでも「マッチボックス」や「イエロー・サブマリン」、「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」などザ・ビートルズで自身がボーカルを務めた名曲やソロでの代表曲を笑顔で歌い上げれば、トッドの「瞳の中の愛」(原題:I Saw the Light)にサンタナ「イヴィル・ウェイズ」、TOTO「ロザーナ」、Mr.ミスター「ブロークン・ウィングス」と参加メンバーがそれぞれの代表曲を歌う際には、軽快なドラムを披露。観衆に最高にハッピーな時間を届けた。
「イエロー・サブマリン」のメロディをそらんじながら登場し、MCでは「リンゴ先輩の後に、ノコノコ出てきちゃってすいません!」と恐縮しきりだったのは、イベントの大トリを務めたDREAMS COME TRUEだ。とはいえもちろんライブではまったく臆する所は見受けられず、最後はアンコールにも応えて「何度でも」を熱唱。堂々たるパフォーマンスで一日を見事に締め括った。
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