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2021/10/23

『ロン 僕のポンコツ・ボット』主題歌担当のリアム・ペイン&バーニー役ジャック・ディラン・グレイザーから友達作りのアドバイス

 友達がいない少年バーニーとポンコツなロボット“Bボット”のロンが繰り広げるハートウォーミング・アドベンチャー映画『ロン 僕のポンコツ・ボット』が全国で公開スタートした。

 この度、主人公バーニーの声を務めたジャック・ディラン・グレイザーと主題歌「Sunshine」を歌うリアム・ペインが日本のメディア向けにインタビューに答えてくれた。リアムからは楽曲制作の裏側、そして二人からは自身のポンコツ体験や友達作りに悩む方へのアドバイスを聞くことができた。

――リアム、ジャック、こんにちは。早速、リアムに質問です。主題歌「SUNSHINE」は映画にピッタリの雰囲気ですね。映画の内容とリンクする部分はありますか?

リアム:人生にサンシャイン(陽の光)をもたらしてくれる人たちを意識したんだ。ロンがバーニーの人生に陽の光をもたらすという点とリンクすると思う。この曲を書くにあたって、最初はとても夏らしいヴァイブから始めたんだ。歌詞はというと……この話はもう何度かしてしまっているんだけど、とにかくクールだと思うんだよね。僕たちが参加したのはかなり後になってからで、この曲を書くことになるとは決まってなくて、もともとはさっきも言ったように、ある一つのヴァイブから始まったんだ。ソングライターの一人であるサヴァン・コテチャが自分の息子に、「この曲、どう思う?」と聞いたところ、「パパ、その曲すごく良いと思うけど、もうちょっとサンシャインがあるといいな」と言われたんだ。それで「SUNSHINE」という曲名になった。クールでしょ? 誰かのために、その人に基づいた曲を書くというのは良いものだね。良い出来栄えだと思うよ。

――お二人にお伺いしますが、映画のロンのように「俺、ポンコツだな~」と思った瞬間やエピソードはありますか?

リアム:とても良いエピソードがあるよ。アイルランド公演で、84,000人を前にステージ上にいたとき、スロープで滑って顔から転んでしまったんだ。あれは「俺ってちょっとポンコツだよな」と思った瞬間だったよ(笑)。2度目のスタジアム・ツアー公演(【Where We Are Tour】)の終盤のことだったんだ。幸いなことに、ちょうどロンがかぶっているような毛糸の帽子をかぶっていた。あれをかぶっていなかったら、きっと、頭に怪我をしていたよ。84,000人の前で転んだというのが、恥ずかしく、役に立つ……いや、ポンコツな体験だったのは確かだ(※ポンコツな(useless)と言おうとして、うっかりuseful(役に立つ)と言ってしまう)。

ジャック:役に立つポンコツな体験って(笑)。僕はそれより少しダークな感じかも。隔離期間中、やる気がなくて、退屈だったから、とってもストレスを感じていたんだ。仕事をしていないし、充実していなくて、クリエイティブじゃないから、自分がポンコツだって思ったんだよ。僕はここで一体何をやっているんだってね。そこでアート作品を作ろうとしたんだ。でも、自分にはそれが大したことないものに思えて、いろいろ考えちゃったんだよね。今は乗り越えたよ(笑)。僕はきっと役に立てる。こんなエピソードでいいかな。

リアム:もちろんさ。

――この映画のテーマの一つ“友情”と聞いて、思うことや思い浮かべる人は? また、友達作りの際に勇気が出るような良い方法やアドバイスがあれば教えてください。

リアム:僕はツアー生活が長かったから、友達との出会いは大概、ごくひょんなことからなんだ。僕のSNSを担当してくれているカメラマンなんかも、大の親友だよ。ツアーで回っていると、家族同然になったりするんだ。バンド仲間(ワン・ダイレクション)もそうで、バンドをやるようになる前はメンバーのことは深く知らなかったよ。僕からのアドバイスは、とにかく自分自身をちゃんと出すように、ということ。最後には必ずうまくいくようになるものだからね。例えば、僕とルイ(・トムリンソン)は、お互いのことを毛嫌いしていた。犬猿の仲だったんだ。それが今では親友さ。友情というのは、時には不思議な形でそういったことを乗り越えさせるものなんだよ。相手への反発が、時には美しい友情を育むことがある。だから、自分を出していくようにするのが良いね。

ジャック:うん、僕もそう思うよ。自分を出して行こう。居心地が良い領域から踏み出すんだ。そして脆さの中に心地よさを見出す。それが大切なことだと思う。リアムのように、僕にも付き合うことになるとは思わなかった友達がいるんだ。でも、一番なるべくしてなった友達なんだよね。


◎公開情報
『ロン 僕のポンコツ・ボット』
大ヒット公開中
監督:ジャン・フィリップ・ヴァイン、サラ・スミス
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C) 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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