2021/10/20
ビヨンセとジェイ・Z夫妻がフィーチャーされているティファニーの“About Love”キャンペーン動画の第2弾が、2021年10月19日に公開された。
Dikayl Rimmasch監督とDerek Miltonセカンド・ユニット監督による『Date Night』と題された新しいミニ・フィルムは、オードリー・ヘプバーン主演の映画『ティファニーで朝食を』に登場するタクシーのシーンへのオマージュとなっており、ビヨンセとジェイ・Zが運転手付きロールス・ロイスの後部座席で暫しの間デートを楽しむというものになっている。時折二人が口ずさむBGMはポール・アンカの「Put Your Head on My Shoulder」(1959年)と、ベルト・ケンプフェルトの「Three o’ Clock in the Morning」(1965年)だ。
動画では、マンハッタンへと向かうロールス・ロイスの後部座席で、ビヨンセが一人で「He loves me, he loves me not」(彼は私を愛している、愛していない)と呟きながら黄色いデイジーの花びらを摘んでいるシーンから始まる。やがてジェイ・Zも乗り込み、二人でピザを食べたり(ジェイ:「ピザでもどう?」、ビヨンセ:「ピザが必要ね」)、シャンパンを飲んだりしながらドライブを楽しむ。二人に運ばれるシャンパンはもちろん、ジェイがオーナーのアルマン・ド・ブリニャックだ。
途中でこのドライブがスタジオで撮影されている“フィクション”であることも分かるが、その演出を逆手に取り、二人の9歳の長女であるブルー・アイヴィーが車を追いかけて愛犬と一緒に乗り込んでくるという微笑ましいシーンもある。最後は再び二人きりのラブラブな時間を過ごし、ジェイがつけている“Bird on a Rock”ブローチ(18金の鳥が44カラットのモルガナイトにとまっているデザイン)や、ビヨンセがつけている6カラットのダイアが輝くRibbon Fanイヤリングと10カラットのダイアの指輪などが画面に映し出される。
先月公開された“About Love”キャンペーンの第1弾動画では、ビヨンセがヘンリー・マンシーニとジョニー・マーサーによる名曲「ムーン・リバー」の美しいカヴァーを披露し話題になった。この楽曲も『ティファニーで朝食を』で有名になったものだ。
ティファニーが、最新のキャンペーンにカーター夫妻を起用したことを8月に発表した際、ビヨンセがティファニー・ダイアモンドを身につけていたことが注目されたが、同ブランドを象徴するこのイエロー・ダイアがキャンペーンに使用されるのは初めてで、着用した女性はビヨンセを含め4人しかいない。この時のヴィジュアルでは、ジャン=ミシェル・バスキアによる1982年の未公開絵画「Equals Pi」が初披露されている。
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