2021/10/19
2021年10月16日に放送された米人気番組『サタデー・ナイト・ライブ』(SNL)に、俳優のラミ・マレックが出演し、故プリンスの伝記映画の主役オーディションに挑むというコントに挑戦した。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』でクイーンの故フレディ・マーキュリーを熱演したマレックは、同作で【アカデミー賞】を受賞している。SNLのコントは、そんな彼がジョーダン・ピール監督による新作映画のオーディションで、プリンス役の最終選考に残ったという設定だ。
“Prince Auditions”と題された約5分のコントでは、クリス・レッド演じるピール監督と二人のキャスティング・ディレクター(パンキー・ジョンソンとエゴ・ヌウォディム)からなる審査員たちの前で、マレックとSNLのキーナン・トンプソンが対決する。
プリンスに扮している二人に監督は、「僕の新作伝記映画でプリンスを演じる候補として、君たちが群を抜いて上位の2名でした。従って、この問題を解決する唯一の方法は、“プリンス対決”です」と告げ、「台本の中からランダムにシーンを提示しますので、君たち二人は同時に最高のプリンスの演技をしてください」と指示を出す。
そこから審査員たちは、プリンスが足にフットボールを激しく当てられる、プリンスがレゴを踏む、プリンスがPCR検査を受けた時に鼻の奥に入れられすぎるなどの変なお題を次々と繰り出す。
難しい判断を迫られた審査員たちだが、最終的にマレックが黒人ではないからプリンスを演じることはできないと結論づける。納得がいかないマレックは、「でも僕の両親はエジプト出身だし、それってアフリカじゃないですか」と主張し、「プリンスは人種を超えた存在じゃないんですか?」と食い下がるが、監督は、「この映画では違うよ」と即答する。
こうしてトンプソンが役を勝ち取った直後に、今度は俳優のダニエル・クレイグが会場に乱入してくる。“プリンス”を“王子”の役と勘違いしていた彼は、中世の王族の格好をしたままオーディションに挑み、“ジェームズ・ボンドだから”という理由で主役をさらってしまう。
Who will be Prince?! Rami Malek, Kenan Thompson, or... pic.twitter.com/4SKuR61sgD
— Saturday Night Live - SNL (@nbcsnl) October 17, 2021
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