2021/10/19
カーペンターズとして、妹のカレンと共に一世を風靡した作曲/編曲/キーボード奏者、リチャード・カーペンターのニュー・アルバム『ピアノ・ソングブック』から先行シングルとして「遙かなる影」の配信がスタートした。また、リチャード本人がこの曲やアレンジについて語っているフィーチャレット映像も公開された。
1970年にリリースされ、カーペンターズ初のNo.1ヒット曲となった「遙かなる影」。オリジナルはスローなシャッフルのリズムに乗るカレンの優しい歌声が印象的なこの曲だが、本作でのアレンジはそれとは変わったものとなっている。
また、アルバムのリリースが海外では2022年1月14日に延期となったため、10月22日にリリースされる日本盤が大幅な先行発売となることも決定した。さらに一部楽曲では海外盤とテイクが異なる日本盤独自のものが収録されているということもあり、日本のファンにとっては大きなプレゼントとなりそうだ。
カレンの死後、2枚のソロ・アルバムをリリースしているリチャードだが、本作は1998年の『新たなる輝き~イエスタデイ・ワンス・モア』以来、実に23年振りとなる新作。カーペンターズの名曲の数々をリチャード自らのピアノで奏でた、キャリア初となるソロ・ピアノ・アルバムとなる。
リチャードは本作について、「小さい頃から私は音楽を演奏していただけではなく、レコードにも親しんでいました。40年代後半から50年代にかけて、当時の大きなレーベルと言えばコロンビア、ビクター、デッカでした。そして大スターだったビング・クロスビーはデッカにいたのです!そのデッカから今回の企画を聞いたとき、まず頭に浮かんだのは私の父と母のことでした。そしてこの企画は、練習嫌いだった彼らの息子への最高のプレゼントだと思ったのです。カーペンターズの曲をソロ・ピアノで表現するのは難しい挑戦でしたが、ピアノという素晴らしい楽器にも助けられ、皆さんに楽しんでいただける内容になったのではと思っています」と語っている。
◎リリース情報
アルバム『ピアノ・ソングブック』
2021/10/22 RELEASE
UCCM-1266 / 2,860円(tax incl.)
https://RichardCarpenter.lnk.to/PianoPR
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