2021/10/12
世界メンタル・ヘルス・デーとなった2021年10月10日に放送された米情報番組『CBS Sunday Morning』の中で、現在18歳のオリヴィア・ロドリゴがセラピーに通い続けていることについて率直に語った。
今年1月に世界的ブレイクを果すきっかけとなった「drivers license」をリリースした直後、「私のセラピストにみんなが曲を気に入ってくれたと伝えるのが待ちきれない」とツイートしていたオリヴィア。その数か月後に行ったインタビューの中で、彼女は「(曲が)リリースされた時、私のセラピストは“結婚10年目の40歳だけど、あなたの曲を聴いて泣いたよ”と電話をしてきてくれました」と自身のセラピストとの関係性について明かしていた。
オリヴィアは、番組のトレイシー・スミス特派員との最新インタビューで、「16歳頃になって(セラピーに)通い始めました」と述べ、「それは人生を変える、とても大きな瞬間でした。私は自分について多くのことを学んできました」と続けた。
先日公開されたヴォーグ・シンガポールとのインタビューで、名声がメンタル・ヘルスに与える影響について語ったオリヴィアは、セラピーを受けることに対して「時にはスティグマ化されることもあります……“そんなものは必要ない。あなたは多くのものを手に入れ、素晴らしい人生を送っている。どんな問題を抱えているの?”と言う人々が稀にいるからです」と話した。
「特に年上の人々が若い人に対して、時にしてしまっていることでもあると思います。“大丈夫、まだ子供だから。すぐに乗り越えるでしょう”といった感じに、若者たちの経験を卑小化してしまうのです」と彼女は話し、「ですが、実際に体験した側にとっては、すごくリアルで、とても妥当な感情なのです」と説明した。
今年初頭に「drivers license」を発表して以来、オリヴィアは多くのチャート記録を打ち立てている。最近では、米ビルボード・ポップ・エアプレイ・チャート“Pop Airplay”のTOP10に、デビュー・アルバムから「drivers license」、「good 4 u」、「deja vu」、「traitor」の4曲をランクインさせ、レディー・ガガ以来、10年ぶりの快挙を成し遂げた。これらの楽曲はすべて、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で通算5週首位に輝いた彼女のデビュー・アルバム『サワー』に収録されている。
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