Billboard JAPAN


NEWS

2021/10/05

ビリー・アイリッシュ、2022年の【グラストンベリー】のヘッドライナーに決定 ソロ・アーティストとして史上最年少

 現地時間2021年10月4日、ビリー・アイリッシュが、来年6月に開催される【グラストンベリー・フェスティバル】の金曜日のトリを務めることが発表され、フェス史上最年少のヘッドライナーとなった。

 同フェスティバル主催者は、公式インスタグラムに「私たちは、@billieeilishが2022年の【グラストンベリー】の金曜日夜のピラミッド・ステージにヘッドライナーとして出演することを発表できて非常に興奮しています。ソロ・ヘッドライナーとしては、フェスティバル史上最年少です。これが、英国でのフェスティバルにおいて、彼女の初のトリとしてのパフォーマンスになります」と綴った。来年、アイコン的なピラミッド・ステージに登場する際、ビリーは20歳になっている。

 主催者のエミリー・イーヴィスは、2つ目のインスタグラムの投稿で「これは(フェスティバルを)再び開催するにあたり完璧な方法だと感じていますし、待ちきれません」と付け加えた。

 新型コロナウイルスの世界的なパンデミックのため、英国を代表する同フェスティバルは、50周年記念となるはずだった2020年と2021年の開催を見送った。今年の開催が延期になった際、主催者は、コールドプレイ、アイドルズ、マイケル・キワヌーカ、ウルフ・アリス、デーモン・アルバーン、ジョルジャ・スミス、ハイム、そしてレディオヘッドのサイド・プロジェクトであるザ・スマイルが出演した配信イベント『ライブ・アット・ワージー・ファーム』を制作した。

 史上最年少のヘッドライナーに加えて、ビリーは2016年にアデルがヘッドライナーを務めて以来の女性ヘッドライナーとなる。パンデミックで中止となった2020年のヘッドライナーは、テイラー・スウィフトが務める予定だった。

 先週末、米テキサス州で開催された【オースティン・シティ・リミッツ】のステージで、ビリーは同州の新しい中絶禁止法に抗議するために出演を辞めようとしていたことを明かした。この法律は、多くの女性が妊娠に気づいていない妊娠6週目以降の中絶を禁止するもので、9月に施工された。強姦や近親相姦などの例外も認められていない。

 10月2日の夜にファンが撮影したライブ映像で、ビリーは「あのクソみたいなことが法律で決められた時、そんな法律を認めたこんなクソみたいな場所を懲らしめるためにショーをしたくなかった」と述べた。「でも、その後、あなた方が被害者であるということを思い出しました。そして、みんなにはすべての権利があります。私たちは、彼らに黙っているように言わなければなりません」と彼女は観客に語り、「私の体については、私が自分で決める」と中指を立てながら、述べたと言われている。

ビリー・アイリッシュ その他の画像・最新情報へ

関連商品

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    <インタビュー>YUTA(NCT) ミニアルバム『Depth』に込めたソロアーティストとしての挑戦――「たくさんの経験があったから今がある」

  2. 2

    和楽器バンド、活休前最後のツアーが開幕 10年分の感謝をこめた渾身のステージ

  3. 3

    JO1、ワールドツアー開催を発表「ここから世界に羽ばたいていきます」

  4. 4

    <インタビュー>米津玄師 新曲「Azalea」で向き合った、恋愛における“距離”――「愛情」の源にある“剥き身の生”とは

  5. 5

    <ライブレポート>ano「次に会う時まで必ず生きて」――ツアー追加公演完走、音楽でたどり着いた“絶対聖域”

HOT IMAGES

注目の画像