2021/10/01
現地時間2021年9月30日、テイラー・スウィフトが、2012年にリリースした4thスタジオ作『レッド』の再録版となる『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』の発売を1週間前倒しにすることを発表した。
テイラーは、「皆さんが気に入ってくれる思うニュースがありますー“レッド”の私のバージョンが、当初予定されたリリースから1週間前倒しとなる11月12日に(4枚組のアナログ盤を含め)発売されることになりました!」とTwitterでファンに報告すると、「皆さんと一緒に、13日と私たちの新しい/古い秋の失恋アルバムを祝福するのが待ちきれません」と続けた。
テイラーが今年4月にリリースした『フィアレス(テイラーズ・ヴァージョン)』は、2008年のオリジナル版発売から13年の時を経て、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”首位となった。これに続く再録アルバム・シリーズ第2弾が『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』になることは6月に発表されており、今回アルバムが11月19日ではなく12日に発売されることが明らかになった。
全30曲入りの『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』には、フィービー・ブリジャーズ、エド・シーラン、クリス・ステイプルトンらをフィーチャーしたボーナス・トラックが9曲収録される。テイラーは、TikTokへの初投稿で今作のアナログ盤が発売されることも明らかにしていた。
2012年10月にリリースされた『レッド』には、彼女にとってキャリア初となった米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”首位獲得曲「We Are Never Ever Getting Back Together」をはじめ、「I Knew You Were Trouble」、「22」、エド・シーランとのコラボ「Everything Has Changed」などが収録されている。アルバムは、Billboard 200で1位を獲得し、171週にわたりチャートインし続けた。
『レッド』の再録版をリリースするにあたり、テイラーは「“レッド”は、音楽的にも歌詞に関しても、失恋した人に似ています」とプレス・リリースで述べ、「あちこちに散らばっていて、断片的なモザイク状の感情が最終的にどうにかまとまった作品です。幸せで、自由で、混乱していて、孤独で、絶望的で、ユーフォリックで、ワイルドで、過去の記憶に苛まれる感情。新たな人生の一部を試すような感じで、私はスタジオに入り、様々なサウンドやコラボレーターと実験を行いました。自分の想いをこのアルバムに込めたこと、何千もの自分の声が歌詞を情熱的な連帯とともに歌い返すのを聞いたこと、または単純に時間が理由だったのかもしれませんが、その過程で何かが治癒されたと感じました」と自身の思いを綴っていた。
Got some news that I think you’re gonna like - My version of Red will be out a week earlier than scheduled (including the 4 disc vinyl) on November 12th ! Can’t wait to celebrate the 13th with you and our new/old autumn heartbreak albumhttps://t.co/FVp6xizaOG
— Taylor Swift (@taylorswift13) September 30, 2021
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