2021/10/01
2000年の【カンヌ国際映画祭】で最高賞の<パルムドール>と<主演女優賞>に輝いた映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』が、4Kデジタル・リマスター版として2021年12月10日より新宿ピカデリー、12月24日よりBunkamuraル・シネマほかにて全国公開されることが決定した。
本作は、デンマークが生んだ鬼才ラース・フォン・トリアー監督が、アイスランドの歌姫ビョークを主演に迎えて生み出した感動大作。過酷な運命に翻弄されながらも、自らの信念を貫き、愛する息子のために全てを投げ打つ主人公セルマ。母の無償の愛、絶望を乗り越える生命の輝きを、ミュージカルの手法を導入し、斬新な映像で描いた本作は、2000年の【カンヌ国際映画祭】で最高賞<パルムドール>と<主演女優賞>の二冠に輝いた。
また、【第73回アカデミー賞】では<主題歌賞>、【第58回ゴールデン・グローブ賞】では<最優秀主演女優賞>と<最優秀主題歌賞>にもノミネートされ、その年の映画界を席巻した。2000年12月23日に日本で公開されると瞬く間に評判が広がり、興行収入24.2億円という大ヒットを記録した。2022年6月に国内上映権利が終了するため、今回が日本最後の劇場ロードショーとなる。
この度、4Kデジタル・リマスター版の新予告も完成。当時の予告制作を担当したディレクターもプロデュースに参加し、21年前の感動を見事に甦らせた。最新の技術で修復された4Kデジタル・リマスター版では、手持ちカメラが主体で撮影された映像や、100台のデジタルカメラを設置して撮影した壮大なミュージカル・シーンの撮影手法の違いが鮮明に楽しめる。
新予告で使われているのは本作の主題歌とも呼べる「アイヴ・シーン・イット・オール」で、当時発売されたサントラ盤ではレディオヘッドのトム・ヨークがデュエットで参加し、話題になった。強烈な個性を放つビョークの魂の歌声は色褪せることなく、当時の衝撃が脳裏によみがえる。今回の上映は、劇場にて大音量でビョークの歌声を浴びることができる最後の貴重な機会となる。
◎作品情報
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』4Kデジタル・リマスター版
主演:ビョーク
監督:ラース・フォン・トリアー
2021年12月10日(金)より新宿ピカデリー、2021年12月24日(金)よりBunkamuraル・シネマにて限定上映ほか全国順次公開
©ZENTROPA ENTERTAINMENTS4, TRUST FILM SVENSKA, LIBERATOR PRODUCTIONS, PAIN UNLIMITED, FRANCE 3 CINÉMA & ARTE
FRANCE CINÉMA
https://movies.shochiku.co.jp/dancer/
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