2021/09/30
故ホイットニー・ヒューストンとケビン・コスナーが主演した1992年のロマンティック・スリラー映画『ボディガード』のリメイク版では、一夜にして有名になったラティーナのスターを描いた全く新しいストーリーが展開されると、新作映画の脚本家が語っている。
『The Inheritance』で【トニー賞】を受賞した劇作家で、新作の脚本を担当するマシュー・ロペスは、2021年9月28日に公開された米誌バラエティのインタビューで、主役はラティーナに演じてもらいたいと語っている。1992年の『ボディガード』では、【アカデミー賞】にノミネートされた女優で、有名歌手でもあるレイチェル・マロンが、脅迫者やストーカーに追い詰められてゆく姿をホイットニーが演じたが、リメイク版の新しい主人公は、新進気鋭の歌手が、急に有名になってしまったがために護衛の必要性を痛感することになるという。
ロペスは、「すごく楽しいよ。ワーナー・ブラザースからアイデアを持ちかけられたとき、僕はすぐに”やるけど、主人公はラティーナにしたい”と言ったんだ。向こうはそれに同意したよ」と述べ、「リメイク版に僕が何を持ち込むかについてはさまざまな憶測が飛び交っていて、中にはゲイのストーリーがあるのではと推測している人もいた。ホイットニー・ヒューストンが演じたような確立されたスターに焦点を当てるのではなくて、これは有名になったばかりの若いラティーナのパフォーマーの話だ。一躍名声を得てしまったがために、彼女の人生がどう変わったかを描いている。21世紀の今、それは彼女がすぐに護衛される必要があることを意味する。この機会を利用して、ラテン系の面々を銀幕に映し出して、彼らの物語を大々的に伝えることが僕にとって重要だった」と語っている。
バラエティは当初、アフロ・ラティーナのスーパースターであるカーディ・Bとテッサ・トンプソンの名前が挙がっており、それぞれチャニング・テイタムとクリス・ヘムズワースとの共演が提案されていると報じていた。現時点では公式なキャスティング情報は公表されていない。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像