2010/07/07
LADY GAGAは何よりそのけばけばしい衣装や過激なステージ・ショーで有名かもしれないが、7/6、ホームタウンでの初のマジソン・スクエア・ガーデン公演で、超人気のポップ・スターは普通の女の子らしい内面も垣間見せていた。
ぶっ飛んだ装い(胸に白いテープをふたつ貼った尼さんの衣装など)、インチキの血糊、火花の出るブラなどは相変わらず前面に押し出されていたが、GAGAは歌を父親やファン、故郷のニューヨーク・シティ、友人などに捧げ、何より感謝の気持ちを表すことに重点を置いていた。
「私はここでMADONNA、CHER、THE ROLLING STONES、ELTON JOHN、KISSを見た。『いつか私もあそこに上がるわ』と思っていた。だから、このステージの私を見たら、私も今あなたがいるところに座っていたってことを思い出して」と彼女が言うと、観客は大声援で応えた。
また「SPEECHLESS」は観客の中にいた父親に捧げられた。「ショーがあるときは彼が私のピアノを4階の部屋からおろしてくれたの。パパ、今までの人生で出会ったすべての酔っぱらいの中ではあなたがいちばんのお気に入りよ」。
ここニューヨークで行なわれる3回の『MONSTER BALL』公演の初日、2時間のショーはブルックリンからマンハッタンのロウワー・イースト・サイド、セントラルパークまでを車で、それから『MONSTER BALL』までを電車で行く旅になっていた。
「ニューヨークがなかったら私は存在していなかった。それに、友だちがいなかったら私は存在していなかった」と語る彼女は新曲「YOU AND I」を友だちに捧げた。
「リトル・モンスターたち、私たちやったわね」と最後の「BAD ROMANCE」のあとで彼女は言った。「ついに『MONSTER BALL』に辿り着いた! ついにマジソン・スクエア・ガーデンに辿り着いた! 私の夢を実現させてくれてありがとう。みんなとっても愛してるわ」
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