2021/09/27
現地時間2021年9月25日、2022年にNetflixで配信予定のカニエ・ウェストのドキュメンタリー『Jeen-Yuhs』のファースト・ルック映像が公開された。
Netflixによるファン・イベント【Tudum】に合わせて解禁となったファースト・ルック映像では、若きカニエが全米2位に輝いた2004年のデビュー・アルバム『ザ・カレッジ・ドロップアウト』の収録曲「Two Words」をモス・デフとともにラップする姿が映し出されている。
複数話から構成されたこのドキュメンタリーは、過去20年間のカニエの人生とキャリアを未公開ホーム・ビデオ映像や貴重な映像を通じて捉えた作品になっている。監督はCoodie & ChikeことClarence "Coodie" SimmonsとChike Ozahが務めており、彼らの制作会社であるCreative Controlが、今作をTIME Studiosと共同プロデュースする。【エミー賞】受賞歴を持つTIMEの映画・テレビ部門であるTIME Studiosは、これまでに米公民権運動の英雄で米ジョージア州議会議員だったジョン・ルイスのドキュメンタリー『John Lewis: Good Trouble』(2020年)やアレサ・フランクリンのコンサート映画『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』(2018年)を手掛けている。
以前ある情報筋は、このミニ・シリーズをNetflixが3000万ドル(約33億円)で獲得したことを米ビルボードに明かしていた。また、別の情報筋によると、Coodieは1990年代の米シカゴ時代からカニエを撮影しており、二人の長年の関係がこのドキュメンタリー・シリーズの基盤となる。同作品では、カニエがラッパー、プロデューサーとして成功するまでの過程や名声が彼に与えた影響、さらにはヒップホップが大衆文化に与えた影響や、有名人と社会の関わり方の変化などが語られる。
また、同じ情報筋によると、今作ではカニエの母親であるドンダ・ウェストの死とそれが彼に与えた影響、近年の彼の個人的な成長、ファッション界への進出と成功、失敗に終わった2020年の米大統領選への出馬なども取り上げられるそうだ。しかし、カニエとキム・カーダシアンの2021年の離婚について描かれるかは不明だ。
ドキュメンタリー制作のクリエイティブ面にカニエは関わっていないものの、彼はおよそ21年間にわたりCoodie & Chikeに撮影されることを許可することで、二人へのサポートを示してきた。
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