2021/09/27
2021年9月24日、韓国の文在寅大統領と一緒にBTSが米TV番組『グッド・モーニング・アメリカ』のインタビューに応じた。文大統領から“未来世代と文化のための大統領特別使節”に任命された彼らは、新型コロナウイルスのワクチン接種に対する考え、今後のツアー計画、そしてファンへの思いなどについて語った。
このインタビューで文大統領はBTSの特使任命について、「BTSは若い世代の代表であり、多くの人が彼らに親しみを感じているので、意識向上に貢献し、共感を広めることができると思います」とコメントしている。
BTSのメンバーは、ファンに会えない寂しさや、新型コロナのワクチンを接種することの重要性について語っている。J-HOPEは、「パンデミック後に一番やりたいことはコンサートなので、パフォーマンスをしたいという気持ちはもちろんありますが、状況が早く改善され、多くの人がワクチンを接種し、無事にコンサートができるようになることを願っています」と語り、「それがファンの願いであり、僕たちの願いでもあります。また人々が顔を見合わせて話し、お互いにハグできるような世界になれば最高です」と続けている。彼は20日に登壇した国連でのスピーチで、「(メンバー)7人とも、もちろんワクチンは受けています。ワクチンは、僕らを待っていてくれたファンとの出会い、そして今日こうして皆さんの前に立つことを可能にするためのチケットのようなものでした」と語っていた。
JINは、ワクチン接種を恐れている人々に同情すると明かしながらも、「過去を恐れていては進歩できません」と語っている。SUGAもその気持ちに賛同し、イベントの中止やパンデミック中の隔離生活の影響でメンバーが落ち込んでいることを付け加えた。「僕たちだけでなく、世界中のみんなが一丸となって乗り越えれば、この孤立感や落ち込みから少しでも早く抜け出せると思います」と彼は語っている。
Vは、パンデミックで最も困難だったのは、A.R.M.Y.と離れ離れになってしまったことだと話した。「何より大切なのは、僕たちを信頼し、応援し、僕たちのすべてを受け入れてくれるファンの皆さんです。A.R.M.Y.と実際に目を合わせたのは1年半か2年ぶりです。実際に会えていないので、実在しているのだろうかと思うことがあります。“存在しているのかな?まだいてくれているのかな?”と自問自答しています。それが一番寂しいですね」と彼は明かしている。
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